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(ソ連目線)
お、返信来たな
「で、話し合うのはいつにするんだ?」
[そうですね…
とりあえず、この日にしましょう]
イギリスが選んだのは、アメリカが彼から逃げ出した日
7月4日だった
「わ…かった…」
俺は日付を送り、アメリカからの返信を待った
[ところで…
うちの息子とソ連さんが付き合うなんて、どう言う風の吹き回しですか?]
ひくっ、と喉が鳴ってしまった気がする
変な汗が身体を伝う
[あぁ、別に怒っているとか、そう言うわけではないんです
ただ、意外…でして…
その、言いたくなければ良いんですよ]
なんだか、彼らは家族揃って似ているんだな
相手に嫌なこと、気に触ることをしたと思えば、すぐに挽回しようと色々喋るとことか
瞳の色も似ている
淡く澄んだ青色
濃くもなく、薄くもない青色
凄く綺麗だと思う
「いや、いい
多分、気にするのはアメリカの方だと思うが…」
まぁ、イギリスなら言わないだろうと信頼を置き、話し始める
「正直、俺は最初の方から、アメリカのことは好きではなかった
むしろ嫌いだった」
イギリスがそうでしょうね、と相槌を打つ
「でも、いつしか俺の知らない俺が、アメリカを気に入ってたんだと思う
いつもいつもちょっかいかけてきて、ウザいとまで思うアメリカを気に入るなんて俺が一番思わなかったけど…
やっぱり、アメリカの告白を簡単に断れないくらいには、気に入ってた」
[え、ちょっと待ってください…]
イギリスが口を開いた
[気に入っただけでアメリカと付き合ったんですか?]
「まぁ…そうなるな…」
[それ、今すぐやめてもらえませんか?]
「えっ…」
驚くほど、真剣な顔をイギリスは向けて来た
[気に入っただけで付き合うのはやめてください
本気でアメリカを愛している人が可哀想です
でも、アメリカが本気で貴方のことを愛しているなら、貴方は必ず彼を愛してあげてください
これは父親としての、私の願いです]
…
図星だった
俺が意識しなければいけないことを、そっくりそのまま言われた
そうだ
アメリカが俺に対して向けている好意は、本物だと思う
だから、相応の態度を俺も示さなくてはいけない
同性愛というのを拒んでいる場合ではない
【付き合う】とはそういうことだと、俺は今更理解した
[ソ連さん…
どうか、アメリカを幸せにしてもらえないでしょうか…]
イギリスの眼差しが痛かった
刺されるというより、じわじわと痛ぶられている気分だった
「俺…は、」
言葉に詰まる
同性愛
俺には縁もゆかりもないと思っていた
そして、嫌っていた
でも、もう
後戻りは出来ない
それを理解し、一呼吸付く
そして、ゆっくり俺は口を開く
「分かった
必ずアメリカを幸せにする」
その言葉にイギリスは、安堵した様な、喜んでいる様な微笑みを浮かべた
もう紅茶から、湯気はたっていなかった
(アメリカ目線)
「つっかれたぁぁぁぁ」
《お疲れ様です、やっと終わりましたね》
「やっとってなんだよ
俺、めちゃくちゃ頑張ったんですけどー」
《半分くらい僕に押し付けようとして来たくせに……》
「なんつったー?」
《いえ、なんでもないです》
俺たちはどうにか仕事を終わらせ、今開放感に浸っている
んわ、ソ連から来てるぅ〜♡
うれちぃ、何かな〜♡
え、日付7月4日なんだけど…
もしかして俺の、お誕生日会でも開いてもらえるのかな……
やー、まさかね!
だったら俺、ちょー嬉しいんだけど
サプライズ系?
オシャレしてった方がいいかな〜?
ゴテゴテのブランド物で固めようかな…
いや、ここはシンプルに行くか…
ソ連はどういう系が好きなのかなー…
でも、ソ連って見た目めちゃくちゃシンプルだし、シンプル系がいいかな
えー、どーしよー
困っちゃうなぁ〜
《…何ニヤニヤしてるんですか
気色悪いんですけど…》
「ねぇ、日本って好きな人いたら相手の好みに合わせる?
それとも自分を貫く?」
《えぇ、急ですね…
まぁ、僕は結構、自分貫きますけど…》
「よし、じゃあ、俺は相手に合わせるわ」
《……》
楽しみだなぁー!ソ連の家で俺のお誕生日パーティーなんて!!
最&高じゃん?
このままいい感じの雰囲気に……
いや、流石にそれはダメか
海行ってからにしようかな
そーゆーのは
ソ連だってまだ、緊張してるかもしれないし…
……
でも、俺結構限界なんだけど
ソ連が微笑んでるところなんて、中々見る機会ないから沢山写真撮ったんだけど、それで俺…
抜i((
てはないよ、と言ったら嘘になるから何も言わない⭐︎
だってめちゃくちゃ可愛いんだもん…
なんかこう…
これを壊してみたいと言うか…
ぐちゃぐちゃにしてみたいと言うか…
《アメリカさん…
顔が説明できないくらいキモいですよ》
「ひ、酷い…」
《やっぱり、アメリカさん好きな人いますよね?》
「やー、いないよ」
《嘘ですよね、すっごい目泳いでますよ》
「いないってばぁ…」
《僕、結構恋愛小説読んでて、そう言う話好きなんです
どうせなので聞かせてくださいよ》
え、結構前に《惚れ話なんて興味ない》て言ってた人と同じ人?
でもめちゃくちゃこっちみてくるし、すごい眼差しがキラキラしてる…
「うぅ”……
いや、でもさ…?
ドウセイアイだけど…大丈夫?」
《あー、全然いいですよ
妹が好きなので、慣れてますし、そういうの受け入れてるんで》
「そ、そっか…
じゃあ話すけど…誰にも言わないでね…?」
《はい、いいません》
「じ…つはさ……
俺、ソ連と付き合ってるんだよね…」
《は……?》
この時の日本の顔はきっと見ものだったと思うけど、俺は顔を見れなかった
こんなことを他人に言う日が来るなんて思ってなかったし…
と言うか、これがソ連にバレたらどうなるか…
まぁ、多少は相談に乗ってもらえるのでは思いながら、俺は日本に惚れ話を始めた
続いたらからな((