この作品はいかがでしたか?
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気になる方はこちらを……↓
さて、俺の考えだと「チハル(友達)が○ぬ」を選んだと思うんだけど、どうなんだろな、いいなこういう小説
??「おはようございます。」??「急ですが、一つ質問をします。」
??「これは、あなたのこれからに関わる問題です。」
「1, あなたがぬ 2, あなたのお友達がぬ」
「どちらかお選びください。」
レイ「そんなの… … 」
レイ「……_____。」
??「… かしこまりました。
では、今から24時間後 そうなるように手配いたします。」
_________________________
チハル「あっ、レイ!」
こいつはチハル。俺の一番の友達。
レイ「よ、朝から元気だな。」
チハル「そりゃもう散々待たされてますからね。」
レイ「う… しゃーねぇだろ。今日は… …」
チハル「、? 今日は?」
レイ「… … なんでもねぇ。」
チハル「あっそ。まーいいけどっ
今日は珍しくレイが遊びに誘ってくれたし!」
そう。今日は最期だから、遊びに誘った。
チハル「ね、何しよっか?」
この温かい笑顔を見れなくなるのは寂しい。
が、今はあまり何も考えずにいたいと思う。
_それが、多分一番平和。
________________________
チハル「はぁーっひとしきり遊んだわーっ」
レイ「疲れた?」
チハル「ぜーんぜんっ!まだまだいけるよ!」
チハル「レイといるといつまでも元気がありふれるの!」
… w
なかなか可愛いこと言うなぁこいつ。
でもなぁ、もう聞けなくなるんだよなぁ。
レイ「… なぁ、」
チハル「ん?なーに?」
レイ「今日はおれんちに泊まっていけ。」
チハル「… …え?」
チハル「いやそんな急に言われても、何も用意してないし…」
レイ「いいから。」
チハル「んわっ、ちょっ腕引っ張らないでよぉっ」
最期なんだから、いいよな。別に。
我儘言わせて。
チハル「うわぁっ、ひっさしぶりに来たわ。」
レイ「どう?」
チハル「なんも変わってない!」
レイ「あっそw」
そのあと、ゲームして笑って
ご飯食べて笑って
どっちが皿洗いするかで喧嘩して
結局俺が負けてまた笑って
よくわからんことでめっちゃ笑った。
楽しかったなぁ… お前もそうだろ?でも、もうすぐ終わるんだ。
チハル「レイ。」
レイ「… なに?」
チハル「今日はありがとね、おふとんまで借りちゃって。」
レイ「いーの。俺の我儘だから。」
最後まで一番の友達といれるって、なんて幸せ者なんだろう。俺。
ぬまで、あと4時間。
チハル「寝れないの?」
レイ「ぅわ、お前起きてたの?」
チハル「横で何度も寝返りされたら起きるわ。がっさがっさしやがって。」
レイ「それは… すまん。」
チハル「ふふ、いーよっ」
あぁ、なんどその軽い言葉に救われたことか。
その分俺はお返しができていただろうか。
お前は幸せでいてくれただろうか。
ぬまで、あと2時間。
チハル「… … …」
レイ「寝た?」
チハル「… … ふがっ」
レイ「いびきかきやがったこいつ。」
ぬまで、あと30分。
ぬまで、あと5分。
どうやって死ぬんだろう。部屋にいるぞ。
てか、知らんやつに勝手に死なされるの困る。
… じゃあ、
自分でやるしかないよね。
キッチンからナイフ取り出して、もう一度友達の元へ行って、
軽くキスをしたあと、こう告げる。
「どっちか片方なんて考えたことないよな。」
グシャッ
…
グサッ