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俺たちはその日ダンジョン・シャーロットに挑む事にした。シャーロットはDランク最後のダンジョンで、ここをクリアすれば晴れた俺たちはCランクとなる事になるのだ。
バニラは精神的な安定と言う意味から、学校に通わせて、ダンジョンには連れて行かない事にした。
「行ってきまーす!」
バニラが元気に登校する。
それを見守って、俺たちはダンジョンへと向かった。
シャーロットはスピアドワーフという槍使いのドワーフの巣窟だが、今の俺たちの敵では無かった。
俺たちは、シャニルやゼンファーファ、ルールゥの背中に乗ってダンジョンをぶっ飛ばして行く。
「バニラ、学校好きみたいだな!」
「お友達がたくさん出来たと言ってました!」
ミアがシャニルの背中から一の型を発動してそう答える。
「良かった、よかった!」
そんな世間話をしながらも、俺たちは地下6階にたどり着いた。
シャニル達から降りる。
狭い道の為、従魔に乗っての移動は困難だった。
そして、ボスの間についた。
「シャーロットのボスは、キングスピアドワーフです。
変異も覚醒もしていませんが、強い事には変わり無いでしょう。
みなさん、気を抜かないように、ね。」
ゾードが言った。
「よっしゃあ!
行こうぜ!」
そして、キングスピアドワーフの間へ。
キングスピアドワーフは5メートルもの巨体だった。
手には10メートルはあろうかという槍を携えている。
キングスピアドワーフは俺たちを睨みつけると、槍を頭上で一回転させ走り出す。
中々速い。
「マギ・高速剣!」
俺は高速剣を発動し、キングスピアドワーフの槍の先を折った。
槍先の刃が破壊され、一瞬は怯んだものの、キングスピアドワーフはすぐに残りの棒で俺たちを叩き潰そうとしてくる。
「みんな、よけろ!」
「よけるまでも無いにゃん!」
サニーが言って両手で真剣白刃取りをすると、槍棒がサニーの頭上でピタリと止まった。
「今です!」
ゾードの合図で、ジョーカーがマジカルマシンガンをぶっ放す。
マシンガンの弾丸は、確実にキングスピアドワーフに無数の穴を開けていく。
「最後、いきます!
氷華飄々!」
ゾードがそう言い、5メートルの大ジャンプを決めて、キングスピアドワーフを縦に両断した。
竹のように左右に割られたキングスピアドワーフは白目を剥いて倒れた。
すごい技だ…!
ゾードは大技を決めてなお涼しい顔をしている。
こうして、ゾードとサニーの活躍もあり、俺たちはシャーロットのダンジョンを制覇して、夢のCランクに上がったのだった。