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あなたはヒーローっていう曲聴いて思ったんですよ
こういう雰囲気やばい好き!!!
って。
なのでこういう雰囲気の小説を書きます!!
社畜で中々帰ってこない日本と、鬱病と診断され社会に復帰できないドイツ君の話です!!
すこしコメントの考察要素も入れてみました
どうぞ!!
1話−愛情−
今日も
日本は帰ってこない。
忙しいのは百も承知の事だ。
寂しくないかな。
ドイツ「イッヒは何すればいいかな」
ドイツ「日本の為に、料理でも作ろうかな」
ドイツ「…あ、もうこんなにご飯残ってる」
ドイツ「どうしよう、食べきれないな…」
イッヒも一応、欧州のリーダーだ。
でも、そのレッテルが辛くて、
今にも逃げ出したくて。
鬱病と診断された。
もう休んでいい期間はとっくに過ぎている。
だけど、何故か足が重くて行けない。
ドイツ「…日本」
ドイツ「応援…してる、から」
ドイツ「何時でも待ってるから」
ガチャ
ドイツ「!日本っ!」
日本「ただいまです」
ドイツ「おかえり、今日も大変だったな」
日本「そうですよ…皆俺を悪く言ってさぁ…」
ドイツ「皆酷いんだな。日本のお陰なのに」
日本「ふふ、嬉しいです」
日本「…そろそろ寝ますね」
ドイツ「あ、風呂沸かしてあるから…」
そう言うと、日本は柔らかく笑った。
日本「じゃあ、入ってきましょうかね笑」
ドイツ「ああ!ゆっくりしてこいよ、!」
日本「有難うございます」
そう言うと、日本は風呂へ向かっていった。
出ていった直後、日本の携帯が鳴った。
…上司からみたい
イッヒは、こっそりと通知を消した。
これで…今日は日本もゆっくり出来るはず。
ふと、眠くなってきた。
そこでイッヒは眠りについた。
日本「上がりました…」
日本「…寝てる?」
俺は、可愛い寝顔をしたドイツさんをゆっくり持ち上げた。…前よりも軽くなっている。そういえば、この前帰ってきた時、何も食べてなかったっけ?
そう思いながら、ドイツさんをベットまで運んだ。
ドイツ「ん…?」
眠い目を擦って少し目を開く。
午前4時22分
そう書いてあるのが見えた。
日本を必死で探してみる。
探して
探して…
…でも、見つけられなかった。
ドイツ「もう行っちゃったか…」
もう少し早く起きてれば…と、後悔した。
でも、日本の朝ごはんを作らないと。
日本は居ないけど、大事にしている証拠。
壊れかけたカーテンを眺める。
でも一応、空は見えない。
ドイツ「…帰ってこないかな」
イッヒはそう呟いた。
だけど、返事が返ってくる訳もなく、ただ、寂しい空気だけが残った。
ドイツ「あ…もう行かないと」
アパートの隣の部屋へ行く。
モブ「ひ…ひぃ…辞めて…」
そんな事を言っている。でも、今更そんな言い訳が通用するわけない。
服が血だらけになった。
でも、着替えなくても日本は知っている。
だから着替えなくて良いや…
今日は日本は来ない。
一応、電話をかけてみた。
ドイツ「っ!出た…?」
日本「もしもし、ドイツさん」
ドイツ「今日は…帰ってくるのか?」
日本「ええ、そろそろ帰ります」
ドイツ「本当か!」
日本「今日はどうでしたか?」
ドイツ「あ、えっと、今日は1人を楽にできて…」
日本「そうですか」
日本はこの事をよく思っていない。
自分でヒーローと思っているが、実際はただの人殺し。だから良く思わないのも当然だ。
…なのに、
日本はこんなイッヒでも一緒に居てくれる。
そんな日本が大好き。
ドイツ「…普通の生活じゃなくてごめんな」
日本「いえ、ドイツさんがいるだけで満足です」
そこで電話が切れた。