不破湊→fw
夢主→𓏸𓏸
ボーイ→👦
姫→👸
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fw side
👦「3番テーブルに…」
fw「あぁ、了解。」
fw「どしたんや~?」
𓏸𓏸「…今日、湊の家行っても、いい?」
正直大歓迎すぎるが声と顔に出ないように
平成を装って
fw「いいで~」
と返す
泣き腫らした赤い目で安心したように笑った彼女に胸が締め付けられる
それと同時に𓏸𓏸を捨てたホストへの怒りが湧く
こんなに可愛くて優しい天使な𓏸𓏸を捨てるヤツとか…
俺が潰してやる…
そんな怒りを抱えつつも𓏸𓏸との談笑に意識を向ける
𓏸𓏸「今日ね!道で困ってるおばあさんを助けたらお礼にってお金貰ったんだ!」
fw「…え?」
𓏸𓏸「ホントだよ~笑」
fw「𓏸𓏸は優しいなぁ ほんまに、」
𓏸𓏸「その優しさが故に捨てられたのかも、いや、付け込まれてたのかな」
fw「その傷を埋めるぐらい俺が愛すから」
𓏸𓏸「…んふ、ありがとね」
この顔は冗談だと思ってる顔だ
長年の付き合いだからわかるけど、
この顔はそーゆー顔だ
いつか絶対に俺を好きにさせてやる、
👦「不破さん、5番テーブルに」
fw「了解。じゃな𓏸𓏸~」
𓏸𓏸「うん!ごめんね!頑張って~」
👸「も~不破くん遅い~」
fw「ごめんな~」
👸「私、不破くんに好きになって貰えるように今日もエステとサロン行ってきたよ」
fw「頑張ってるなぁ~」
👸「不破くんのためならどんなことでも出来るよ♡」
そう言って擦り寄ってくる女
汚い…
そんな感情が頭を占める
👸「…? どうしたの?険しい顔して」
fw「ん、あぁ、なんもないよ」
無意識に顔が険しくなっていたようだ
👸「嘘だッ、私の事気持ち悪いとか思ってるんでしょ」
fw「…はぁ、姫、聞いて 俺が今険しい顔してたのは昔の事を思い出してたんよ」
👸「…、私が居るんだから昔のことなんて捨てなよ、」
fw「…そやな~俺には姫がいるもんな」
👸「じゃあ今日も1番高いの3本入れるね」
fw「んは、ありがとな」
姫、なんてどうせ金を落としてくれるだけの人という認識でしかない
誰がお前に言われたから過去を捨てるか
なんて少し苛立ちながらも注がれたシャンパンを口へ運ぶ
それを見て嬉しそうな姫
虚しく悲しい
早く𓏸𓏸に会いたい、
そんな思いを抱えて接客した
3番テーブルに座っている𓏸𓏸を見ると別の男を指名して楽しそうに飲んでいた
𓏸𓏸を楽しませられるのは俺だけやのに
👸「…くん!…不破くん!」
fw「っは、」
👸「どうしたの?さっきからボーッとして…」
👸「……それにさっきから3番テーブル見てるよね」
👸「あの子と知り合い?」
fw「いや、女の子の方を見てるんやなくて△△のこと」
👸「△△くんって新しく入った子だよね」
fw「そ、初やから 粗相しないか心配で」
fw「せやから違うで?」
👸「ふぅ~ん…?…あ、不破くん!」
👸「これプレゼント!」
そう言って姫が差し出したのは紫と銀がグラデーションになっている指輪だった
割と厚めで指にはめるとピッタリだった
👸「私が選んだの!」
fw「…笑 ありがとな~」
👸「ぇへ、じゃ、私帰るね!」
fw「今日もありがとな~夜道気をつけてな~」
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泣き腫らした赤い目で って表記あると思うんだけどあれ実はラヴィットから引用した
「泣き腫らした赤い目で偽の愛に病むその度に」
コメント
5件
あ、もう天才ですね(?) 更新まってました😭!! 天才すぎて死にそうです✨
え 、 なんか最後のかっけぇ ( ᐛ )