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僕の名前はうたい、エンジニアをやっていて、凸さんの恋人。
傍から見ると友人みたいな関係のままに見えるけど、家だと結構恋人っぽいことしてる。
「…凸さん」
僕は凸さんに抱きつく。
「おーうたちゃん、いつも甘えてこないのに、どうしたの?」
「………えっと」
口に出そうとすると思ったより恥ずかしい。けど、大事なことだから…
「きょ、今日は…付き合って一年、でしょ…///」
「…あ!そうじゃん!?今日付き合って一年じゃん!」
凸さんが慌て始める。
「忘れてたの…?まあ凸さんのことだからそうだと思ってたけど。」
僕はそう言いつつポケットからあるものを2つ取り出す。
「これ…羊のキーホルダー?」
「うん…お揃いにしたくて」
僕がそう言うと凸さんの顔がみるみる笑顔になる。
「…ありがとううたちゃん!めっちゃ嬉しい!」
そう言ってキスしてくる。
「………馬鹿…///」
「………うたちゃん」
深刻そうな凸さんの声に、僕は少しびっくりする。
「どうしたの?凸さん」
「…大事な話があって」
凸さんが大事な話なんて…珍しい
「それで…話って何?」
「………うたちゃん、俺達」
指先が冷えるような感覚がした。
「別れよう」