テラーノベル
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警察署の監視室には、街中の防犯カメラの映像が保存されていた。再生すると、異常はすぐに見つかった。
午後6時12分59秒。
街を歩いていた人々が、同時に立ち止まる。
午後6時13分00秒。
全員が、画面の外を向く。
そして、次の瞬間。
映像には誰も映らなくなった。
煙も、光も、悲鳴もない。
ただ、人々だけが消えていた。
だが、一つだけ。
駅前のカメラには、消えた人々の後ろで、
ずっと立ち尽くしている人物が映っていた。
その人物は、最後まで動かなかった。
アクア・マリン
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コメント
1件
うわ、これすごく好きなタイプの不気味さだ……。「同時に立ち止まる」「画面の外を向く」って細かい描写が脳内で映像として浮かんで、背筋がぞわっとしました。人だけが消えてるのにカメラには残ってる“あの人物”、何者なんだろう。設定の静かな狂い方が巧みで、続きが気になって仕方ないです。むなさんの不気味演出、本当に上手いですね。