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アクア・マリン
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むなさん、第13話読みました。雨の降っていない街に落ちていた黒い傘、内側にびっしりと書かれた戒めの言葉——特に最後の「信じてはいけない」が赤インクなのがゾッとしました。傘を閉じた後の時間のずれ、「午後6時13分ではなかった」の一文も不気味すぎる…まだ午後4時。この傘の持ち主は誰なのか、この先どう繋がるのか気になります。設定の細部に惹かれる性分の私としては、傘の柄に縫い付けられた名前や、書かれた文字の配置、そういう世界の成り立ちも含めて、続きが楽しみです。
雨の降っていない街に、黒い傘が落ちていた。傘の柄には、白い糸で名前が
縫い付けられている。
『黒瀬』
傘の内側には、びっしりと
文字が書かれていた。
『忘れてはいけない』
『許してはいけない』
『見つけてはいけない』
最後の一文だけ、赤いインクだった。
『あの人を、信じてはいけない』
傘を閉じると、遠くで大きな音が鳴った。
午後6時13分ではなかった。
まだ、午後4時だった。