その後、ウェディングの怪異からありがたく服を受け取り、着替えた
、着替えている最中になんか傘から液体が溢れていたのは見なかった事にしよう
「はい、じゃあ、」
「はぐれたレインコートを探しに行くか」
右手に傘、そして左には黒髪、
背中には、なぎ、
「、薙刀無くね?」
は?ちょ待てよ!どこで落とし、
あ、多分水の中だわ
「、まぁ、銃は一応あるし、何とかなるか」
私がそう呟いていると、傘を持っている手に握られる感覚がした
見てみると、片手に傘を持ち、ハイライトの無い目で私を見つめるケチャップが恋人繋ぎしていた
「 私 あなた 手 繋ぐ あなた 手 疲れる ない ♡ 」
「はーいケチャップ君は少し黙ろうね
黒髪君が殺気立っちゃうから
あとそんなくっつかれると歩けねぇよ
離れろ」
横目で黒髪を見ると、気配で人殺せそうな感じを醸し出してた
そしてケチャップは自慢気に黒髪を見ていた
お前らマジ仲悪すぎだろ、
まぁとにかく、進み始めたは良いのだが、
「 私 彼女 抱っこ 」
「 私 彼女 額 口 つける ! 」
「、、、」
こいつら人を挟んで喧嘩してんじゃねぇよ、
「はぁ、何で怪異っつうのはこう、独占欲の強い奴しかいねぇんだ?」
しかもケチャップの握られてる手、めっちゃ痛ぇし、
だが、
「こういうのも、悪かぁねぇかもな」
「 ! 彼女 笑う ! 」
「 彼女 私 手 繋げる 嬉しい !♡」
「 ” 2 少し 静か ” 」
うるせぇ事には変わりねぇが、
私が目の前にあった扉を開けた瞬間
「?!ここは、」
雰囲気はガラリと変わり、先程まで感じていた両手の温もりは消え、私1人になっていた
「クソッ、油断した、
何が起こったんだ?」
私は銃を手に、警戒しながら進んでいく
その時
「 小さい 人間 かわいい ! 」
「!!ハハッ、こりゃまた随分、
デケェ的じゃねぇかよ」
天井が無くなり、覗き込んでいたのは死人のように白い肌、ニヤニヤと気持ち悪く笑うデカい顔
「こういう時に立体機動装置とかあったらワンパンなのに」
私はくるくると銃を回し、銃口をデケェ顔に向けた
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扉を開けた瞬間、彼女だけが消えてしまい残った2人の反応
「 彼女 消える ? 」
「 、 彼女 他 危険 連れて 行かれた 」
「 あ” ? 」
這いばいはそう言うと、今まで見たことの無いような殺気を出し
「 彼女 戻す 私 場所 」
「 同じ 彼女 戻す
でも あなた 違う 彼女 私の 」
「 違う 私の 」
そんな感じで、最強怪異達は彼女が連れ去られ大層ご立腹なそうで利害が一致した2人は
一時的に仲直りしたそうです
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