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メリーさんの執事【R.s.༗】

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メリーさんの執事【R.s.༗】

72 - 《偽王の幻夢境編》第72 - 放送

♥

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2024年09月28日

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記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事《偽王の幻夢境編》の続きでございます…

では、続きをご覧下さい。作者より



……場面は暗転し変わり……



〈ガタン…〉大きな揺れが、突然に発生し薄らの意識から目を覚ます。


ベネット「起きてくださぁぁぃ」(音割れ)

〈ぺちん〉触手に軽く叩かれる。


瀧奈「ぅ…さっき凄いのがしたが…」目を擦ろうと腕を動かすとヌルっと柔らかいのが当たる感触と、やけに左肩が重い…


ベネット「あ、2人を起こさないと…」


……瀧奈の左肩に寄りかかってヨダレを垂らして寝ているティファレット…そして、そのヨダレから守ってくれてるTsアレフの触手だった。…


ソビリア「みんな、着いたんだけど起きて…って?……うわぁぁ!…」

メイザー「うるさい」


……そんな事をしている中、車両を囲む様に2列に人が並び立つ。


∅³警備員「シルバースタイン司令官、ご苦労様です!」…

…外からの声に気付き、

オライオン「マジか、ソビリア聞いたか?司令官が来てるぞ」

ソビリア「聞こえてますー」

爻綺「なんか凄い事になってる…」

オグリ「見りゃわかるんだな…」

… 爻綺とオグリは窓の外を見ている、

オライオン「聞こえてるならいい、全員 出たら挨拶を忘れずに!…ん?1人居無い」

瀧奈「……先に行ってる…」


……車外では、


アズラト「初めてまして、代表者として挨拶しに来ましたアズラトです⭐︎」

…一体何を考えているのか、真面目だった所を最後に見せたポーズで台無しにする…

ソビリア「……へぇ?」…

『終たぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』彼女″も″そう思った。


瀧奈「あのドラゴンで、めっちゃカッコいい人って、さっき言ってた司令官で合ってるんだよな…」…

オライオン「そうだな…まぁ……」…

瀧奈&オライオン『あれ?ヤバくね?』…


……美しく青色と白髪の美形リザードマンは、シルバースタイン司令官と言う様だが…険しい顔でアズラトを見つめている…


……運転手も、ほぼ全員は焦って車内から飛び出るが、意外にも…


アズラト「たまに気を緩めないと他の部下達も緊張してしまいますよ、ココを少し上げると好感度上がるよ」…

シルバースタイン「そ…そうなのか……さっきのポーズも私にもできるのだろうか…」

画像

…アズラトの雰囲気に押し流される。



∅³付添人(女)「んん⁉︎」…突然の言葉に妄想を膨らませて倒れる…

∅³副職員I「ほぼ女性職員達がギャップ萌えで倒れていく!い…医療班を早く!」


……別の方向で騒がしくなった。


瀧奈「アットホームな職場?…」

オライオン「我々が居なかった中、一体何が起きていたのだろうか?…」

?白仮面「君たちがトレーニングやら忙しくしてるから知らないだろうけど、司令官は人気者だからね…ニィヒヒ」ドヤ顔みたいな笑顔の白い仮面男が隣に来る…

オライオン「アームストロング、会うのは久しぶりだな」そう言い握手する…

アームストロング「さんを付けなさ〜い」

アームストロング「隣に居る和国の方も、私はステファノス・オネス・アームストロングさんだー。よろしく」手を差しだす、

瀧奈「?!……瀧咲 奈夕希です…」出された手を握り握手をする。

瀧奈「あの……もう一度名前を言ってもらってもいいですか?」

アームストロング「なに〜良いだろう、よく聞けよ私はステファノス・オネス・アームストロングさんだ」

……個性的な声のせいで長い名前が頭に入らずに困惑する瀧奈……

オライオン「彼はアームストロングだ」

瀧奈「わ…わかった……」

〈キィィィィ〉とスピーカーがはいる…

シルバースタイン「改めて、君達を歓迎する。私はヴァルター・シルバースタインだ…ここファイズスリーを仕切る者だ…です」

……そう話すと、周囲の職員達やらは敬礼して全員に「ようこそ!」と言われる…

瀧奈「……」…


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……場所を変え……



シルバースタイン「現在、神争奪戦が発生し異端聖教団(マーヴェリックコー)と神の放送者達(デウスキャスターズ)の戦争が起こってるんだ……この事は他国にも知られていて、全類危機に近づいている…」

ベネット「やっぱり時間が無いんですね……もっと早く出来ることを成してれば…こんな事には……」悔やみの表情が見える…

シルバースタイン「君達が悪い訳じゃないんだ…今はどう切り開くかだ」

アズラト「……そのデウスキャスターズ、何が目的なのかわかる?」

シルバースタイン「はい、奴らの目的は未知の生物および、神の力を手にし今ある世界の主導権を交代させようとしています……狙いはロスタードさんが使用する世界の異名を持つペルペトゥスの主導権でしょう…」…

アズラト「世界ね〜…聞くからに鍵の役割かしらね…」

シルバースタイン「終焉の前日までには…」…

ベネット「……そうですね…」


……場面は暗転し……


メイザー「なんだこのガキ……」

アニー&アルキス「キシャァァァ!」

瀧奈「えっと…落ち着いて……」


ジェイド「……変わったな」

Tsアレフ「あぁ…確かに変わったよ」

ジェイド「腕の傷も無さそうだが……あの時は礼を言う…」そう言い頭を下げる…

Tsアレフ「別に大した事じゃないよ……それに、言う相手はココに居ない…」

ジェイド「そうか……」


急に扉が開き〈ガシャん〉と音を立てる。


ティファレット「ねぇねぇねぇ」

…急に入ってきたと思ったら騒がしくやって来る…その後に爻綺もやってくる、

爻綺「……ちょっといいかな?」

ティファレット「ねぇねぇねぇ…」…

瀧奈「聞こえてるからやめろ…」

オグリ「…呑気だな……」

ティファレット「……」…

爻綺「聞いて欲しい事を言うね、今現在で彼らとデウスキャスターズって言う組織と戦争してるらしいんだけど…」…

アニー&アルキス「それ知ってる」

ジェイド「その話しなら私の方が1番知っている…余計で無ければ話そう…」

爻綺「お願いします…僕が知ってる所は、戦争が起きてる事と世界の基準が崩れてるって事を聞いまでなので…」

瀧奈「戦争って…こんなご時世に」

ジェイド「よその客人相手にここまで話されてるのか……」…


ジェイド「最初に言うべきなのは、世界の変化だろぅ…」…


……我々の社会構図は突如、人間と亜人種の構成に変わってしまった…未知との遭遇と恐怖はあった、そんな中に才能ある者だけが魔法や魔術を扱え国家も重宝され始めた…変わ前兆がマグナコアキューブだとわかっている…。

コレに導かれた者は、より強力な支配権を手に入れられる……揺るがぬ力を手にした者が取る行動は単純だ、被害はより拡大し差別も悪化した…奪い奪われ持ち主は次々と変わっていく……その様な事が少し続き…ついに天地がひっくり返る時が来た、光球(太陽)の消滅だ…。

それをきっかけに動いたのがロスタードとロディにアンデルセンだ…他に誰かいた様だが、団結した彼らは外神との契約により一度は住む世界の崩壊を防いだが、維持までとはいかずにいた……。


ジェイド「世界は、また変化を開始し異質な生物を呼びだし混乱をまた呼び出した…それが今の有様だ」…そっと一息つく。


アルキス「外には狂犬も出てくる…」

アニー「後、デカい昆虫も!」

瀧奈「……行ってくる」少し考えて言う。

ジェット「待て、何処に行く気だ…」

瀧奈「小生以外にも人が居るんだ…丁度、そこの2人の様な子も」

ジェット「1人では危険だ…どんなに自信があろうとも…」そう言い瀧奈の腕を掴む…

瀧奈「行かないと…」

ジェット「!!…この感じは、お前…何者なんだ……」瀧奈の中を見通したかの様に動揺し手を離す…

瀧奈「瀧咲 奈夕希…」

ジェット「瀧咲か………」掴む手が緩む…

そのまま瀧奈は外に出る…

ティファレット「あ、待って私も行く」

爻綺「僕も行くよ」

オグリ「オイラも」

…2人と1匹も外に出ていく。

Tsアレフ「じゃあ…」

ジェット「あぁ……」

……Tsアレフも出ていく…


アニー「あの人達の中に居た男の人、兄弟いたのかな?」

ジェット「そうだろうな……あの感覚も名前も同じだった……瀧咲 瑛治だったか…」


……施設の廊下を走り抜ける瀧奈達

途中、シルバースタインとアズラト、ベネットにも出会し…


シルバースタイン「今は、彼らの安否が無事か祈って…準備してから行ってくれ」…

真っ直ぐな目で全員に、




続く→





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