この作品はいかがでしたか?
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数日後…。
🖤サイド
今日はあべちゃんが京都に来る日。
楽しみだな。
プルプルプル
そのとき、電話が鳴った。
あべちゃんからだ。
🖤「もしもし、あべちゃん?」
💚『めめ、今こっちに着いたよ〜。』
🖤「そっか、良かった。待ってるね。」
💚『は〜い。じゃあ、またね。』
ツーツーツー
あぁ、なんか緊張するな。
ホテルに来るって言ってたよね。
外で待ってようかな…。
🧡💫サイド
目黒くん、今日阿部くんが来るって言ってたよな。
外出てみようかな。
そう思って、少し歩くと、ちょうど目黒くんを見つけた。
阿部くんのこと待ってるのかな。
周りを見渡すと、遠くの方から阿部くんらしき人が歩いてくるのが見えた。
今がチャンスや。
そう思って、目黒くんに近づいた。
🧡💫「め〜ぐろくんっ。」
🖤「大西くん。どうしたの?」
僕はそのまま胸を掴んで、目黒くんの唇を自分の唇に当てた。
💚サイド
今日はお仕事で京都に来た。
今日は、オフで明日が仕事なの。
だからめめのところに行くつもり。
💜「あべちゃん、今から行くの?」
めめには言ってないけど、ふっかも一緒。
💚「うん、そのつもり。」
💜「そっか。がんばれ。」
💚「がんばるもなにも…。」
なにをがんばれば良いの ?
💜「じゃあ、またね。」
そう言ってふっかと別れた。
楽しみだな。
ホテルの近くに着くと、めめの姿が見えた。
声をかけようと思ったけれど、誰かと話してるのが見えた。
僕はなぜか、咄嗟に木の影に隠れた。
めめと話してるのは大西くんだって気づいた。
映画出てるんだよね。
そのまま見てると、2人がキスをした。
えっ…、意味がわかんない。
💚「…っ。」
気づいたら泣いてた。
💚「め…め…?」
声に出すつもりなかったのに、めめのことを呼んでいた。
隠れてるのバレちゃた。
🖤「え…。あべちゃ…ん…。」
その場の空気に耐えられなくて、僕は来た道を走り出した。
君の声なんて聞こえなかった。
🖤サイド
大西くんが突然、俺にキスしてきた。
意味がわかんなくて、呆然としていると、小さな声でこう言ってきた。
🧡💫「僕、聞いちゃったんです。おふたりが告白されてるの。
僕も目黒くんのこと好きなんで、悔しくて。
だから、ぐちゃぐちゃにしてやろうと思って。」
なに言ってるの?
ますます意味がわかんない。
💚「め…め…。?」
ふと僕の愛する人の声が聞こえてきた。
🖤「あべちゃ…ん…。」
見られた…?
するとあべちゃんは反対側に走り出した。
🖤「待って、あべちゃん!」
あべちゃんのこと、大好きな人のこと泣かせるなんて最低だ、俺。
追いかけようと思ったけど、
あべちゃんを守る資格なんてない。
そう感じて、その場から動けなかった。
もう、俺の声は届かない気がした。
コメント
1件
めめを信じて欲しい❣️