テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
《真都・?…》湯上がりの体をタオルで拭きながら、ふと自分の腹に触れる。
《真都・Ωなのに、20歳で後ろ経験ないの…カッコ悪い?》
《蓮・全然。むしろ俺は、そのままでいてくれて嬉しい》
即答する蓮の声に、一瞬で胸の奥が熱くなる。
《蓮・マイの大事なとこ、俺と将来ちゃんと赤ちゃん作る時まで守ってくれてるんだろ?…誇らしいよ》真都はタオルを放り出すと、ためらいもなく蓮の胸に飛び込んだ。
濡れた髪が蓮の首筋に触れて、ひやりとする。
《真都・…蓮くん》
低く甘えた声で名前を呼び、ぎゅっと抱きつく。
《真都・俺、蓮くんのΩでよかった》
蓮は一瞬驚いた顔をしたが、すぐに優しく背中を撫でた。
《蓮・…俺も。マイが俺のΩでよかった》
温かい声と大きな手のひらに包まれ、真都は目を細める。
ほんの少し首をずらして、蓮のフェロモンの濃い首元に顔を埋めた。
《真都・ん…やっぱ落ち着く》
真都は、頬を赤くして小さく笑った。
《真都・…蓮くん、ほんと好き》
ヒート中の真都の部屋は、服や毛布やクッションがそこら中に散らばっていた。
巣を作るために引っ張り出した蓮の服も、あちこちに山を作っている。
蓮はドアを開けて一歩踏み込むと、その光景を見て小さく笑った。
《蓮・…すごいことになってるな》
でも、眉ひとつ動かさず散らかった床を避けながら真都に近づく。
ベッドの上で服にくるまりながら、真都が少し不安げにこちらを見る。
《真都・…ごめん、散らかしちゃった》
《蓮・いいよ。ヒート中は好きにしていいって言っただろ?》
蓮は崩れた山から服を拾い、そっとベッド際に置くと真都の頭を撫でた。
《蓮・俺の服なら、いくらでも使っていい》
その言葉に、真都の表情がふわっと緩んだ。《蓮・入っていい?〔笑〕》
《真都・うん♡》
扉の向こうから軽く声をかけると、真都の甘い返事が返ってきた。
部屋に足を踏み入れた瞬間、蓮はふわりと自分の匂いに包まれる。
床やベッドの上に無造作に積み上げられた服──ほとんどが自分のものだった。
《蓮・…マイ、すごいな〔笑〕俺のクローゼットほぼ空っぽじゃん》
《真都・だって蓮くんの匂いが落ち着くんだもん♡》
真都は毛布の中から顔だけを出して、子どもみたいににこっと笑う。
蓮は散らかった服の山を避けながら近寄り、ベッドの縁に腰を下ろした。
《蓮・…ここ、俺も入っていい?》
《真都・もちろん♡》
返事を聞くや否や、蓮は真都の隣に体を滑り込ませた。
ふわふわした巣に囲まれながら、真都が自然に腕を絡めてくる。
蓮はそんな恋人の髪を優しく撫で、柔らかな笑みを浮かべた。《真都・蓮くんいい匂い♡》
真都が鼻先を蓮の首筋に押し当て、くすぐったそうに深呼吸する。
体温と一緒にフェロモンの濃い香りがふわっと広がって、蓮の胸の奥まで沁み込んでくるようだった。
《蓮・マイこそ…俺の匂いに染まってる》
《真都・もっと染まりたい♡》
そう囁きながら、真都はさらに頬をすり寄せる。
巣の中、二人の間に隙間はなく、服や毛布にこもった香りがより一層甘くなる。
蓮は頬を緩め、真都の頭を撫でながら「…可愛いな」と小さく呟いた。《真都・♡れんくん、、》
甘えるような声と一緒に、真都の長い指が蓮の服の裾をきゅっと掴む。
そのまま「脱いで」と言わんばかりに、くいっと下に引っ張った。
《蓮・…マイ》
蓮は少し照れたように笑いながらも、ゆっくりと服を頭から脱ぐ。
露わになった日焼け肌に、真都の瞳がとろりと細まった。
《真都・やっぱり…いい匂い♡》
そう言って、温もりの残る胸元に顔をうずめ、鼻先をすり寄せる。
蓮は小さく息を飲み、腕を回して抱き寄せた。
真都は、蓮の胸元から肩、腕へとゆっくり頬を滑らせる。
体温を確かめるようにすりすりと擦り寄り、時おり唇を落とす。
《真都・…れんくん、あったかい》
甘えた声でそう囁くと、鎖骨のあたりに軽くキスをして、舌先でなぞる。
日焼け肌の塩気と蓮特有の匂いが混ざって、真都の呼吸がさらに深くなる。
蓮は少し肩をすくめ、くすぐったそうに笑いながらも抱き寄せる。
その腕の中で、真都は胸から腹筋、腰へと唇を移し、何度も何度も肌に口づけていった。
《真都・…》
いたずらっぽく目を細めながら、指先で蓮の腰元を軽くトントンと突っつく。
カチリとベルトの金具が鳴ると、その上からゆっくり撫でて――
《真都・下も脱いで…》
低く甘い声で囁く。
蓮は一瞬、眉を上げて小さく息を呑む。
けれど真都の視線がまっすぐで、逃げ場など与えない。
熱を帯びたその瞳に促されるように、蓮は指をベルトへかけた。
蓮は一瞬だけ視線を逸らし、照れたように小さく笑う。
《蓮・…マイ、こういうとき本当強気だよな》
指先がベルトを外す金属音を立て、ゆっくりとジッパーを下ろす。
真都の視線を意識しすぎて、耳までほんのり赤く染まっていく。
パンツの縁に手をかけたところで、ふっと息を吐き――
《蓮・…そんなに見られると、恥ずかしい》
それでも真都の前だからこそ、ためらいなく布を滑らせた。
床に落ちた衣服よりも、真都の熱のこもった目がずっと蓮を火照らせる。蓮は首を傾げつつも、すぐに何を指しているのか気づいて苦笑する。
《蓮・…マイが近いからだよ》
そう言いながらも、耳まで熱くなっているのは隠せない。
真都の指先がそっと腰骨をなぞるたび、体の奥からじわりとフェロモンが湧き上がっていくのが自分でもわかる。
《蓮・…あんまり嗅ぎすぎると、また…》
言葉の続きを飲み込んだ瞬間、真都がいたずらっぽく笑い、さらに胸元に顔をうずめてくる。《真都・…ん》
唐突に、真都が蓮の腰をぐっと引き寄せたかと思うと、熱を帯びたそこをためらいなくパクッと咥え込んだ。
《蓮・っ…!?マ、マイ…!》
腰がびくんと跳ね、思わず真都の肩を掴む。
舌がゆっくりと這い、熱を与えるたび、フェロモンが一気に濃くなっていくのが自分でも分かる。
《真都・…やっぱり、濃いの好き♡》
濡れた唇で笑いながら、また深く咥え込まれ、蓮は小さく息を呑んだ。
ジュポ、ジュポッ──
容赦なく、音を立てながら真都の口が蓮を呑み込んでいく。
舌が根元から先端まで丁寧に舐め上げ、唇が吸いつくたびに甘い痺れが背筋を走った。
《蓮・ッ…♡ま、まい…そんな…》
言葉とは裏腹に、腰が逃げられない。真都の手がしっかりと太腿を押さえ、蓮を奥まで口に迎え入れる。
《真都・んっ、ん…♡…もっと…濃くして》
本能のまま、まるで自分の好物を食べ尽くすように、真都は何度も喉の奥まで咥え込み、唾液とフェロモンの匂いが混ざった熱気が二人の間に立ちこめた。《蓮・あ”ッ♡ん゛っ♡っはぁ♡や、ば♡》
背中が勝手に反って、胸まで大きく開く。
頭が真っ白で喉から漏れる声は、普段の清楚で落ち着いたα像とは程遠い、
粘つくような甘く汚い喘ぎ声。
下腹部がキュンキュンと痙攣し、脚の付け根が震えてしまう。
それでも真都は唇を離さず、舌を絡めて奥まで吸い上げる。
《真都・ん、蓮くんの全部♡…美味しい♡もっとちょうだい》蓮の背筋がガクンと反り、脚の力が抜けて膝が震える。
腰は逃げ場を失って真都の口に押し付けられ、喉から溶けたような声が漏れる。
⸻
《蓮・まぃ”いッ♡いぐぅ”いぐぅ”♡ぉ”〜お”♡》
声にならない悲鳴混じりの甘音。
亀頭を舌で転がされ、吸われるたびに全身が跳ねる。
視界が白く瞬き、思考は快楽に溶けて形をなくしていく。
《真都・♡…まだ出せるよ、蓮くん》
唇の端から零れた透明な糸を舌で舐め取り、
さらに深く喉奥へと呑み込みながら、まるで好物を味わうように喉を鳴らす。《真都・ん、ごくっ…ごく》
喉を通るたびに、熱い筋が真都の喉元を膨らませては消える。
唇の密着は途切れず、吐息も漏れないまま全部を飲み下していく。
蓮は爪先まで痺れる感覚に耐えきれず、
《蓮・ぁ”…まぃ…♡…のんでる…♡》
目尻を濡らしながら、甘えるように真都の頭を撫でた。《蓮・ひぁッ♡や…っ…そこぉ♡ッ》
喉奥までではなく、亀頭だけを包む温かく柔らかな口内。
じゅる、ちゅぷ…と、わざと先端を転がすように舌が這う。
《真都・…ん♡…ここフェロモン濃い…♡》
唇から漏れる声は蕩けていて、悪気の欠片もない。
ただ、ヒートに支配されたΩの本能が、
蓮を「美味しい」と求め続けているだけ。
蓮の両手は真都の髪をぎゅっと掴んでいたが、
押しのける力は入らず、むしろ震える指先で甘えるように撫でてしまう。
《蓮・ッ♡あ”ぁ…まぃ”…だめぇ…っ♡イッたばかり…っ》
しかしその声すら、真都の耳には「もっとして」の甘い音にしか聞こえなかった。
蓮の腰がびくんっと跳ねて、掠れた声が漏れる。
先端に触れるたび、痺れるような快感が神経を直撃して、足先まで熱くなる。
⸻
《蓮・やぁ…っ♡まぃ”…っ…もう、でな…いっ♡》
涙で潤んだタレ目がとろんと揺れ、
それでも真都の顔を見つめる視線は切なげで甘い。
《真都・んふ♡…でも…欲しいな…♡》
舌先で鈴口をぐりぐり、じゅっと軽く吸いながら、
わざと口角を上げて蓮を見上げる。
喉奥ではなく、あえて先端だけを執拗に攻められる快感に、
蓮は腰を逃がそうとしても逃がせない。
膝裏からじわじわと力が抜けて、背もたれに沈んでいく。
《蓮・ッ…♡…も、むり…♡…っ…やぁ…》
声は拒むのに、体は素直に反応して鈴口から透明な雫が零れた。
蓮の先端が、真都の熱い口の中でぎゅっと吸われるたび、
下腹の奥からぞわぞわとした痺れがせり上がってくる。
⸻
《真都・…ん、じゅ…♡…んく、♡…》
口を小さく窄め、そこだけ真空みたいにしてカウパーすら逃さず啜る。
舌はほんのり鈴口を押し広げるように動き、
中から滲み出る一滴一滴を味わうように舐め取っていく。
《蓮・ひゃッ…♡…ぁ…♡だめ…そこ…♡》
腰がびくびく跳ねて、
膝から下はもう痺れて言うことを聞かない。
止まらない吸引に、身体の芯が熱で溶けていく。
真都は口を離さず、蓮の震える太腿を両手で包み込み、
さらに深く吸い上げながら、嬉しそうに目を細めた。
《真都・ん、…んく♡…蓮くんの…おいしい…♡》蓮の体は、もうとっくに限界を越えていた。
一度、二度…いや、何度イったのかもう数えられない。
射精の快感が重なり過ぎて、もはや“出す”という感覚すら曖昧になっているのに、
真都の口はまるで飢えた獣みたいに、蓮から離れない。
⸻
《蓮・っあ…♡ま…まい…っ♡もう、でな…ッ♡》
言葉は途中でとろけ、
声も息も全部、震えと喘ぎに飲まれていく。
真都はそんな蓮の頬を撫で、にやっと口角を上げながらも、
舌で鈴口をぐりぐり押し広げ、奥に潜ませた唾液で再び吸い上げる。
《真都・まだ…ぜんぜん…でる♡…もっとちょうだい》
蓮の腰がベッドに沈み、背中は反り返ったまま、
頭の中は真っ白で、ただ与えることしかできない。
快楽で溶け切った身体は、真都の動きに合わせて何度も震え、
搾り尽くされてもなお、また絞り出されていく。
蓮の身体は、もう普通の射精とは別の領域に踏み込んでいた。
何度も吸われ、舐められ、鈴口の奥まで舌でほじられるたび、
下腹部の奥で熱が跳ね上がっては痙攣に変わる。
⸻
《蓮・や”っ♡ま…ぃッ♡そこっ♡あぁ”ッ♡》
甲高い声と同時に、腰が勝手に跳ねる。
真都はその動きを逃さず、亀頭を口いっぱいに含みながら
さらに鈴口を強く吸い、舌先で押し上げた。
その瞬間――
ビュッと勢いよく透明な液が溢れ出し、
蓮の全身がガクガクと震える。
射精ではなく、明らかに違う感覚――潮吹き。
カウパーと混ざったそれが真都の口端から零れ落ちても、
真都は嬉しそうに喉を鳴らして飲み込んでいく。
⸻
《真都・…ん、美味しい♡もっとできるよね?》
《蓮・っ…♡む、り…♡あ”…♡》
言葉とは裏腹に、快楽に支配された身体は
また次を許すように小さく震えていた。
力の抜けた蓮は、腰から下がまるで自分のものじゃないみたいにぐったりしていた。
竿はもう完全にふにゃふにゃで、最後に「しょろ…」と頼りない液が垂れた瞬間、
ようやく真都が口を離す。
⸻
《真都・…はぁ♡ごめんね?蓮くん》
唇をぺろりと舐めながら、悪びれた様子はない。
本能のまま、ただ「美味しい」だけで夢中になっていただけなのだ。
蓮はまだ息を整えられず、
項垂れたまま小さく肩を揺らして呼吸を繰り返している。
頬は上気し、目は半分閉じ、全身がとろんとした熱を帯びていた。
《真都・、、ごめんなさい》蓮はまだ息を整えながら、ゆっくりと真都の頬に手を伸ばした。
指先で軽く撫でるだけの、力のない仕草。
《蓮・…ん、大丈夫…マイが悪気ないの分かってる》
かすれ声だけど、優しい響きが混ざっている。
真都は少し驚いたように瞬きをして、
それでもシュンとしたまま視線を落とした。
《真都・…でも、蓮くんすごくぐったりしてる…俺、やり過ぎた》
蓮は小さく笑って、真都の後頭部に手を回し、額を軽く合わせた。
《蓮・…マイにされるなら、平気。…でも、ちょっとだけ手加減な?》
真都はようやく口元を緩め、
小さく「うん…」と返事をして蓮をぎゅっと抱きしめた。蓮は力なく横たわりながらも、真都の背中をゆっくりと撫で続けていた。
指の腹が優しく髪や背中をなぞるたび、真都の強張っていた肩の力が少しずつ抜けていく。
《蓮・…ほら、マイ…そんな顔しない》
低く落ち着いた声が、耳の奥にやさしく響く。
真都はまだ少し眉を寄せたまま、蓮の胸に顔を押し付けた。
《真都・…だって、蓮くん、俺のせいで…》
蓮は小さく首を振り、後頭部を軽く撫でる。
《蓮・俺が好きでマイを受け入れてるんだ。…気持ちよかったし、ちゃんと嬉しい》
撫でる手は止まらず、あやすように背骨をなぞり、時々髪を梳く。
真都の呼吸が少しずつ穏やかになり、やがて甘えるように蓮の首元に頬を寄せた。真都は蓮の胸からゆっくり身体を離し、まだ少し耳まで赤いままベッドの端に腰を下ろした。
シーツの乱れを指先でいじりながら、小さく息を整える。
《真都・…お薬飲んでくる》
立ち上がるその背中に、蓮は片腕を伸ばしてそっと裾を引いた。
《蓮・…ちゃんと飲んで、戻ってきて》
安心させるような微笑みと、撫でるような声。
真都は振り返り、少し照れたように頷く。
《真都・…うん、すぐ戻る》
足音が部屋から遠ざかる間も、蓮はぼんやりと真都の後ろ姿を目で追い続けていた。
守りたいと思う気持ちが、胸の奥で静かに熱くなる蓮はベッドの上から、扉の前で立ち止まった真都の背にそっと声を投げた。
《蓮・、、、》
その短い息は、言葉にする前に喉で溶けた。
俯き気味の真都の肩が、少しだけ揺れる。
落ち込んでいるのが痛いほど伝わってきて、蓮は小さく首を振った。
《蓮・そんなに落ち込まないでほしい…俺、全然嫌じゃないから》
振り返った真都の瞳が、わずかに揺れた。
安心させたい気持ちが胸いっぱいに広がって、蓮は手を伸ばし、そっと真都の指先を握った
《蓮・気持ちよかったよ?俺、性欲強いし…マイのフェラ、好きだよ?》
優しく笑うその声に、真都の耳まで赤くなる。
「…ほんとに?」と小さく返す声は、さっきまでのしゅんとした響きとは違って、少しだけ甘えた色が混じっていた。
蓮は頷き、手を引いて真都をそばに座らせると、髪を撫でながらぽつりと付け足した。
《蓮・だから…自分のせいでって思わないで》
蓮は肩で息をしながらも、真都の腰にそっと手を回し、じっと見つめる。
《蓮・ヒート、大丈夫?…セックスする?》
その真剣で少し熱を帯びた瞳に、真都は口元を緩めて笑う。
《真都・…うん♡蓮くんがそう言うなら》
ふたりの距離がまた近づき、さっきまでの余韻に温もりが重なっていく
《真都・いいの?俺制御剤飲んだし我慢出来るよ?》《蓮・我慢しなくていいよ。…マイがしたいなら、俺もしたい》
蓮は少し笑って、真都の頬を親指で撫でる。
《蓮・せっかく二人でいられる時間なんだし…我慢なんてしなくていい》
真都は少し潤んだ瞳で蓮を見つめ、唇を噛んでからくすっと笑う。
《真都・…じゃあ、甘える♡》蓮はベッドサイドの引き出しからゴムを取り出し、真都の前でそっと封を切った。
そのまま真都の熱くなったそこに指を滑らせながら、慎重にゴムをつけていく。
《蓮・…うん、これで大丈夫》
蓮は微笑んで顔を近づけ、真都の唇に優しくキスを落とした。
《蓮・マイ、大好きだよ》
唇が触れるたび、真都の肩が小さく震えて、目を細めながら蓮の腰に手を回す。
《真都・…俺も、蓮くんが一番》
《蓮・ちゃんと準備してあるから沢山しよ?〔笑〕》《真都・♡、、じゃあ遠慮しない》
そう言って蓮の首筋に鼻先をすり寄せ、深くフェロモンを吸い込む。
もう我慢なんてする気はなくて、抱き寄せた腕に力を込める。
《真都・…いっぱい蓮くん感じさせたい》
《蓮・〔笑〕うん、俺もマイに沢山気持ちよくなってほしい》真都の中で何度も締め付けられるたび、蓮はもう精液を出す力は残ってないのに、
腰の奥から突き上げるようなナカイキの波が止まらなかった。
「ぁ…♡っ…マイ…っ、も、でないのに…♡」
呼吸が荒く、涙目で真都の肩に額を押し付ける。
真都は優しくも執拗に腰を動かしながら、蓮の中の小さな痙攣を感じ取って笑う。
「いいじゃん…♡蓮くん、ナカで何回でもイって…俺が全部受け止めるから」
ぐちゃぐちゃになった理性の奥で、蓮はその言葉にさらに震えて、
またひとつ、大きく仰け反った
《真都・蓮くん前立腺トントンされるのと、、》
《真都・結腸グリグリされるのどっちが好き?♡》《蓮・ん”ッ♡っ…まッ…まぃ”……ッ♡》
前立腺トントンされるたびに腰がビクッと浮く。
《蓮・そ…それ、っ♡すき……でも──》
ガツン、と奥を貫かれた瞬間、目がカッと開いて息を飲む。
《蓮・あ”ッ♡♡っお…おくっ♡♡すきぃ”♡やだ…きもちぃ”♡》
もう自分でもどっちが好きなのか答えられず、
ただ溶けた顔で泣き笑いしながら、
奥を抉られるたびに快感の波に飲まれていく──《蓮・っ♡まいっ♡すき…♡すきぃ♡♡》
トントン優しく突かれるたび、蕩けた声で何度も“好き”を繰り返す。
《蓮・マイだいすきっ♡マイの…っ♡ちんこも…っ♡だいすきぃ♡》
ガツンと奥を突かれると、
《蓮・あ”ああっ♡そこっ♡そこすきぃ♡♡もっと♡もっとおくぅ♡》
快楽に正直すぎる言葉が口から止まらない。
腕の中でくたくたになりながら、
《蓮・マイが…してくれるのぜんぶ…だいすき♡》
甘く蕩けた瞳で見上げるその顔は、完全に“快楽に溺れた恋人”だった
《真都・ッ♡蓮くんイきそう》
その声と同時に奥をぐっと抉られ、
《蓮・あ”あああ♡♡まいっ♡いっしょにっ♡いくぅ♡》
声も体も快感に引きずられる。
結腸を深く突かれた瞬間、
《蓮・あああぁ”♡♡♡でる…でないのにぃ♡♡♡》
射精とは違う熱が体の奥から弾け、腰がびくびくと勝手に跳ねる。
真都が熱を奥まで流し込みながら抱きしめると、
《蓮・っ♡マイ…だいすき♡♡》
泣き笑いのような声で甘える蓮