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__放課後 。
「 うっし 、帰ろーぜーっ! 」
「 ちょ 、待てって !笑 」
「 俺カラオケ行きてーんだけどお前行く? 」
「 おっ 、 行く行くー! 」
「 他の奴も誘おーぜ !! 」
2人の男子が放課後の教室で 、 はしゃいでる 。
その騒がしい教室から出ようと廊下に一歩を踏み入れる 。
____その時 、ある人を見つけた 。
大森「 ぅぁ ……、せんぱいっ!! 」
先程の不機嫌そうな顔が一変し 、
飼い主さんを見つけたワンちゃんみたいにニコニコな笑顔で駆け寄ってくる 。
月城「 わっ 、元貴くん?! 」
…..ぎゅっ
月城「 そんなに走ったら危ないよ …っ 」
大森「 危なくない 、僕こんなとこでコケないですもん 」
月城「 でも元貴くん危なっかしいからこけちゃう….笑 」
大森「 うるさい 、 」
先輩のぷっくりした可愛らしい唇を僕の唇で塞ぐ 。
大森「 会いたかった ……です …。 」
大森「 ……今日いっかいも話せなかったから ….。 」
月城「 ごめん … 」
大森「 べつに謝んなくていいです …..でもそのかわり 、 」
月城「 そのかわり? 」
大森「 明日 …先輩のおうち行っていーい 、? 」
月城「 私の家 ? 別になにもないよ ?! 」
大森「 いいです 、 先輩の生活のぞきたい …」
月城「 えーなんかやらしいー….笑 」
大森「 っ…べつにそんなんじゃない….です …っ 」
大森「 だって 、親もいるでしょ …? 」
月城「 …..うん? 」
大森「 声 、聞こえちゃいます 」
月城「 こ 、声 …..っ/// 」
月城「 もときくっ …どこでそんな――っ !! // 」
大森「 ふふ 、冗談です …笑 」
大森「 先輩顔まっか 笑 」
月城「 ~~~~っ!! 」
大森「 話逸れちゃったけど …お家いい?行っても 」
月城「 …….. 」
あ 、もしかして先輩 ……..
さっき冗談言っちゃったから 怪しんでる ……?
月城「 何もしないよね …? 」
大森「 しないですぅ 」
少し呆れたような顔で答える元貴の声が聞こえたあと 、
後ろから扉が開く音が聞こえた 。
_________ガララ …ッ
「 うわ 、ちょ 、 何してんの …? 」
教室の中で騒いでた男子2人組が帰ろうとしている ところに
出くわしたみたい 。
月城「 あ、 …. 」
「 なに 、付き合ってんの? 笑 」
大森「 そうだけど 」
「 まじ ?! めちゃくちゃお似合いじゃん 、笑 」
月城「 ぁ 、ありがとうございます …。 」
軽く 、お辞儀をして微笑む先輩 。
大森「 まぁ 、めちゃくちゃ大好きだもん 」
「 うわー 元貴デレデレ ?!? 」
大森「 こーんな可愛い子 一生離さないです 、笑 」
end.