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朋菜は松前と友樹と一緒に、近くの本屋に向かった。

「この時代にも、本はあったんだな…」

「ちょっと読んでみる?」

殆ど洋楽の本ばかりで、朋菜には全く分からなかった。

「あ、これ聞いたことある」

そう言って朋菜が手に取ったのは、「解体新書」という医学書だった。本当の著者は杉田玄白だが、オランダ語が分からない朋菜は前野良沢が著した方の本を読んだ。

一方、友樹は国学の本を読んでいた。

「お兄ちゃん、何読んでるの?」

「『古事記伝』だよ。本居宣長の」

友樹は他にも、荷田春満の「創学校啓」も読んでいた。

「それって、古事記の研究をした時の本だよね?お兄ちゃん買ったら?」

「そうする。朋菜も読みたかったら読んでもいいから」

「ありがと」

レジのような所で、友樹は困っていた。

「ここ、クレカ使えないのかよ!?」

「お兄ちゃん、ここ江戸時代だよ?クレカなんて通用しないって」

「仕方ないな。じゃあ現金で」

その本の値段は4両だった。

「両?円じゃねーの?」

「もういいよ、私が払うから」

「何か済まないな」

その後無事に本を購入した。

江戸時代に来たJK、頑張って現代に帰ります!

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