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過去なる見えないもの
第1話 過去なる見えない者
——あの夜、俺の目の前で両親を殺された。——
なぜ、俺の両親が殺されなきゃいけないのか?当時の俺は、小学校6年の夏の頃だった。勉強やスポーツ、人間関係はすごくよく両親からは、いつも褒められ、ダメなことはダメだと叱ってくれた両親がだった。とても尊敬してた。だって、俺の両親は、法律家の裁判官でもあったからだ。
ある日突然、両親に強く『これを持って、押し入れに隠れていろ! ﹄それを言われた時は、何が何だか分からなかったが、両親たちの口調や顔の表情からしてただ事ではなかったからだ。両親の指示通りに俺は、押し入れに入った。両親は、﹃俺たちの声が聞こえなくなって、知らない奴の足音が聞こえなくなったらすぐに警察に通報しろ。そして、その物は、警察の刑事に絶対渡すな!お前が持っていろ!いいな!? ﹄そう言って奴と両親は何かを言い争っていた。﹃その物 ﹄とは、恐らく俺が持っているUSBか?そう思っていた。もし、俺が持っているUSBを警察に渡したら隠蔽されるのだろう。そう俺は解釈した。そして、押し入れのドアの隙間越しで見たものは、犯人であるやつが拳銃を取りだし両親の胸を撃った。衝撃的な音と共に両親は、俺が入っている押し入れの隙間を見て俺の顔を見たあと微笑んで死んだ。俺は叫びたかった。だが、ここで叫んだら犯人に見つかって俺も殺される。そう思った。叫びたい思いを我慢して犯人であるやつが、パソコンなどを漁って、去っていったあと、押し入れから出て泣きながら叫んだ。そして、警察へ電話をし、事件は公になり、連続殺人事件の未解決になった。その後の13年後、彼は25歳。両親がなぜ殺されなきゃいけなかったのか?その理由と彼と同じ思いをした人の無念を晴らすため、そしてこれ以上被害を出さないため、警視庁公安部の﹃特別情報分析班﹄のゼロの執行に配属することになった。彼は、エリートでもあり、優秀な刑事だ。彼の名前は、月原 悠斗(つきはら はると)である。これ以上、自分と同じ境遇を出さないため、自分と同じ被害にあった人たちの無念を晴らすため、真の敵と戦うため、辛い事実を知ることと、彼の特技プロファイリングやサイバーを特化し贖罪へ突き進む。