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39を込めた日常を

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39を込めた日常を

3 - 第2話

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2025年03月06日

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『クロノアさん』

メッセージを送っても、既読がつかない。

『しにがみ』

既読だけついて、放置された。

『トラゾー』

「ごめん」とだけ返ってきて、逆に胸が苦しくなる。

「……はぁ、」

こんな調子だった。

3人はあれからずっと俺に冷たい。

俺が必死にメッセージを送っても、クロノアさんは練習で忙しいのか未読無視だし、

しにがみは既読無視、トラゾーは返事はしてくれるけど話し合いする気はないらしい。

「もー…どうしよう、」

3人があまりにも話し合いを拒むせいで、八方塞がりになっている。

「…折角、サプライズまで用意したのにな……」

まさか、こんなことになるなんて…。

俺は机に突っ伏して、ため息をついた。

そう、俺は皆のためにサプライズを用意していたのだ。

今までずっと歩んできた仲間たち、これからもずっと一緒な仲間たち。

そんな皆への思いを込めて……。俺は……。

「…弱気になってちゃダメだよね」

俺は顔を上げた。

皆の気持ちだって尊重したい。夢に向かって進んでいく皆を応援したい。

でも、でも。

『もう一度、会って話をしない?』

俺はチャットを送信した。

机には、紙切れが無造作に置いてあった。

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コメント

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最高ォォォォォォ 続き待ってまァァァァァァす!

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