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【数年ぶりに再会した幼なじみは,DV彼氏の被害に遭っていた】
・主要人物
森田壮(もりた そう)〈20〉
菅原咲月(すがわら さつき)〈20〉
ある日
大学2年の森田壮は,大学終わりに近くの本屋に来ていた
壮:(お,あったあった)
壮は1冊の本を取りレジに向かう
その時…
壮:(あれ…アイツって…)
壮:さっちゃん?
??:え?
そこには,菅原咲月がいた
2人は幼少期からの幼なじみで,家も隣同士で仲も良かった。小中学まで同じだったが,高校進学を機に離れていた
咲月:壮ちゃん…
壮:久しぶり
咲月:うん。久しぶり…
すると壮は,ある事に気付く
壮:…なぁさっちゃん
咲月:ん?
壮:その腕どうしたの?
咲月:あ,これ?
咲月は一瞬口ごもる
咲月:いや…何でもないんだ…
壮:本当か?
咲月:…うん
咲月:じゃあ私,そろそろだから…
壮:気を付けてな
咲月:ありがと
咲月は店を出る
壮:(何か変だったな…)
壮:(さっちゃん大丈夫かな…)
壮は様子のおかしい咲月を心配していた
一方,咲月は…
咲月:ただいま…
そこには1人の男がいた
??:おい,遅かったな
壮と咲月の1学年上の先輩で,咲月の交際相手の清水利久だった
咲月:ごめん…ちょっと用事あって
利久:そんなん知るかよ。17時までには帰って来るって約束だろ?
咲月:すぐご飯の準備するから
利久:おい逃げんなよ
利久は咲月の腕を強く掴む
咲月:っ…!
利久:何痛がってんの?お前のせいでこうなってんだろうがよ
咲月:ごめんなさい…
利久:だったら早く作れよ。気分悪いわ
こんな感じで咲月は酷い仕打ちに遭っていた
コメント
3件
久しぶりに再会した幼なじみの距離感が丁寧に描かれていて、胸がぎゅっとなりました。壮くんが咲月の腕の傷に気づくシーン、そして彼女が「何でもない」と言葉を飲み込む様子に、すぐに何か隠していると感じさせるリアルさがありました。最後に登場した利久という男の言葉の端々に怖さがにじんでいて…続きがとても気になります。咲月の苦しみに壮くんがどう気づいていくのか、見守りたいです。