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翌日
利久:咲月,昨日は悪かった。お前の事が好きすぎるあまりについ逆上しちまった
利久:本当にすまなかった
咲月:…
そう言って咲月を抱きしめる利久
咲月の心はグチャグチャになっていた
ある日
壮は1人で大学内を歩いていた
壮:あ…
壮:(さっちゃんだ…)
目の前には咲月がいた
壮:さっちゃ…
咲月:ビクッ!
咲月は肩を震わせ走り出した
壮:え,ちょっ…さっちゃん!
咲月:え…?
咲月:何だ…壮ちゃんか…
壮:何で俺見てそんな怯えてんだよ…
咲月:ごめん…
咲月は謝る事しか出来なかった
壮:なぁ,さっちゃん
咲月:え…?
壮:その腕の傷…何かあっただろ
咲月:…!
壮の鋭い指摘に咲月は動揺する
壮:さっちゃん…何があったんだよ
咲月:…
壮:さっちゃん!
咲月:っ…!
壮:俺じゃダメか?幼なじみの俺でさえも話せない事だったりすんのか?
壮:話してよ。俺が聞いてやるから
咲月:壮ちゃん…グスッ
咲月は涙を流した
咲月:実はね…
そして咲月は,利久から日々DVを受けている事,束縛もされている事を話す
壮:やっぱりアイツ絡みか…
咲月:やっぱりって?
壮:いや,前さ…
それは,1週間前
壮は講義終わりに帰っていた時の事だった
利久:おい,お前
壮:はい?
壮の前に利久が立ちはだかる
壮:何なんすか。てかあんた誰?
利久:お前,俺の女に手出してんじゃねぇぞ
壮:は?
利久:アイツは俺の物だから
そう言って利久は去っていった
壮:(何だったんだ…?てか誰の事言ってんだあの人は…)
・・・
咲月:そうだったの?
壮:…あぁ
咲月:ごめんね?
壮:さっちゃんは悪くねぇよ
壮:悪いのはソイツだし
咲月:うん…
壮:なぁ,腹減ってねぇ?
咲月:減ってるけど…
壮:じゃあ飯行くぞ。俺の奢りでな
咲月:え…いや,でも…
壮:良いから
壮は咲月を連れ出した
コメント
5件
えっと…まず、壮が幼なじみの勘で咲月の腕の傷に気づくところ、すごく印象的でした。あの「俺じゃダメか?」って言葉、グッときますね。利久の「俺の女」「俺の物」発言も、もうすでに危なさが滲んでて…。咲月がビクッとしちゃう描写だけで、心の傷の深さが伝わってきました。壮が「腹減った」って飯に連れ出してくれる優しさ、この距離感が咲月には安心なんだろうな。続き、壮がどう支えていくのか気になります。