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初投稿なので結構下手
ご本人様には関係ありません
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タクシーを捕まえ、カフェゼッフィーロの前まで
来ることが出来た。
時刻は10:00を過ぎていてカフェはすでに
お客さんがちらほらと居た
やっべー少し遅れちゃったな、
なんて言われるかなw
この横断歩道を渡れば着くが、
ここの信号は赤が長い。
ガラス越しにひばが接客しながらチラチラと
こちらを確認しているのが分かる。
そうか遅刻の一言入れとけば良かったなぁ
僕が遅刻なんて何ヶ月ぶりだろうか
hb「(チラッ)…!!」
あ、こちらに気付いたみたいだ。こちらに微笑む
彼が笑うときは「にぱっ」という効果音が
似合う元気な笑い方をする。
お客さんも釣られて数人こちらを見た
その一人が手を振っているのに気付いた
よく見るといつも来てくれる常連さんだった。
今日もありがとうございます
と思い、手を振り返すと
その人はニコッとしたあと信号を見て顔を下げた
信号が青に変わったみたいだ。
僕は周りより少し出遅れて歩き始めた
そして横断歩道真ん中に差し掛かったとき、
身体に異変を感じた
朝のダルさに加えてめまいがするのだ。
息苦しさ、胸の痛みまで、
思わず僕は膝を着く。
あと少し、あと少しでカフェなのに,,,ッ
ポタポタと冷汗が垂れてくる
信号が点滅し始める
そこで常連さんがこちらに気付いたみたいだ
あぁ、助かった。
ひばに声をかけ、慌ててこちらに来るのが見える
その慌て様にふふっと声が出る。
すっかり安心しきっていた。
信号が変わる直前。
黒い車がすごいスピードでこちらにやってくる
明らかに焦っているようだった
ものすごいスピードで突っ込んでくる
横断歩道なんて目もくれずに
氷を持った手でカフェから飛び出した
常連さんとひばの目には
目の前で轢かれる
僕の姿があった