「ねぇ…」
抱き寄せた彼が
よしき…
ん?…頭をあげた
千夜呼んだか、
「呼ばないよ…はぁ…はぁ」
朝に起きた。お神酒をあげた私、ご飯を盛り、
チーン、
おはよう…
佳輝さんおはよう、
千夜マメだなおふくろ喜ぶよ!
うふきちんとしないと罰当たりになるわよ。
結婚した私達、おふくろが亡くなる前に席を入れた。
トーストにバターを焼いて
サラダの盛り合わせ、ホットコーヒーを入れた。
洗面所から来た佳輝さんが新聞を持ってきて、
「家欲しいだろ?」
「何…?此処で良いからね」
「昔風の家に子供が出来たら、友達を呼べないって」
先の事を考えてた佳輝さん、
「ありがとうあなた笑っ」
「千夜…」
6歳上の主人は会社に勤めてた。
私はモールの定員をしてる
時間を見たら
あなた急がないと…
ほんとだ!
新聞が落ちた。
ごめん千夜片付けてくれるか、
パンを最後の一口を放り入れた。
スーツの上着を着て。
千夜…行ってくる!
振り向いてキスしてくれた。
「笑っモォ…」
「千夜も気をつけて歩けよ!」
「はーい」
木月佐和子、
お義母さんの名前、
写真の中のお義母さん、50歳で子宮筋腫で亡くなった。
綺麗な顔をしてる。
拝んだ。
座布団から立ち上がり、
和室を閉めた。
まだ私は時間がある。
食器を片付けて、
ルンバをタイマに入れた。
寝室のクローゼットからツートーンカラーのセーターを着た。
もう何年前のかな…
そろそろ私も29歳
半コートを着て、
ショルダーバッグを肩にかけた
一人息子の佳輝さんと母子家庭で育って来たって聞かされた。
私の両親は元気に働いてる。
兄とは離れてた。
セミロングのスタイルしてる私
鍵をかけた。なかなか鍵穴が古いのか、
「締まった笑っモォ嫌だわ」
車庫から私の軽車を出して。
普通の家だけど車庫を後からつけた。
敷地内が広い。
草も伸びてた。
休みに草むしりしないと…
踏み切りが近い、
遮断機が降りてた。
Pにした私、携帯電話がなった。
「もしもし?…
お母さんどうしたの」
〃今度祥介が帰るって〃
「そうなんだ私今勤務に行く途中だからね」
〃ごめんねまた連絡するからね〃
「はい笑っ」
丁度遮断機が上がった長い踏み切りの遮断機が恨めしい…
駅が近いし、スーパーが遠い。
駅の後ろ側の北区
モールが遠い…
ふぅ…
綺麗な女性達が
向かう先はPARCO、
私はしまむらショッピングで済ませてた。
また発車した。
駐車場は職員専用に停めた。コツコツ。
職員専用のドアでぶつかった
すみません~!
良いよ。
兄さん?…
振り返った相手のそばにもう一人の男性が出てきた
すまない憲さん
「何してた?…あの娘俺に兄と勘違いしたらしい笑っ」
でも似てた。
眼を擦った、
昨夜遅かったのよね…
赤ら顔になってた。
おはようございます!
新人が入ったらしい。
男性だってよ!
何処の部門かな…
ふぅまたか…
背中に触れた手、
おはようございます笑っ
顔を見た
見上げたら
佳輝さんに似てた。
幻覚?…
おーい木月さんが倒れたぞ!」
小坂~!担架、
都さんが
ねぇ千夜?大丈夫なの?…
「先輩…」
「帰りなさいよ!」
「大丈夫ですよ…すみませんでした。」
さっきの方は…
あの人ここの専務よ。
偉い人ですか…
「そういえばあなたの旦那ご兄弟とかいるの?似てたわね」
「いません…口数少ない…」
「そうなんだ似てる人3人いるってねぇ仕事につける?」
「はい…」
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