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はじまーるよぉーんぅう!
𝕤𝕥𝕒𝕣𝕥❗❗❗
🍵視点__
体育館に響く拍手。
舞台上で、📢ちゃんと🍍ちゃんが見つめ合ってる。
その視線の強さに、俺は鳥肌が立った。
——届いたんだ、📢ちゃんの想い……って事は、
👑「……っ、そっか」
隣で立ち尽くしている👑。
その笑顔は、誰よりも自然で、誰よりも、壊れそうだった。
🍵「👑ちゃん……?大丈ッ…」
👑「ねえ、🍵っちー… 俺さ、もしかして__ずっと勘違いしてたのかも」
🍵「……勘違い?」
👑「“笑ってれば、誰かが見ててくれる”って思ってた。 “誰かに好かれたい”って思えば、ちゃんと伝わるって……」
小さな声。
その一言一言が、胸に刺さる。
👑「……なのに、なんでこんなに寒いの? 俺、何やってたんだろ。 あんなに好きだったのに……全然届いてなかった」
俺は、こらえきれなかった。
🍵「……届いてたよ」
👑「……え?」
🍵「少なくとも、俺には。👑 ちゃんが、いつも頑張ってたこと… 無理して笑ってたこと…気づいてた」
👑ちゃんの肩が、ピクリと揺れる。
🍵「俺、ずっと見てたよ…👑ちゃんが🍍ちゃん を見てる時より… ずっと長く👑ちゃんのこと見てたんだよ」
息を吸って、目をそらさずに言った。
🍵「…ねぇ、あの時の返事を教えて?」
沈黙。
舞台の拍手は、もう聞こえてなかった。
🍵「俺は、👑ちゃんの隣にいたい。 その涙も、笑顔も、全部知りたいって……思ってる」
👑「……ずるいよ、🍵っち、…ずっと、」
🍵「うん、ずるい。でも、もう黙ってられないんだよ…👑ちゃん、〝好きだよ〟」
👑「ぅん、…よろしくお願いしますッッ」(ニコッ
👑ちゃんの瞳から1粒の涙がこぼれた。
けれど、…その涙はもう〝孤独の涙〟ではなかった__
文化祭__終
👑視点__
舞台が終わっても、拍手の音が頭から離れなかった。
……いや、違う。
心に残っているのは——
舞台の上で、🍍ちゃんが📢君を見て、
優しく、幸せそうに笑ったあの顔だった。
👑「……終わっちゃった、全部…」
その瞬間… 俺の片想いも、終わった。
🍵「……👑ちゃん」
柔らかい声に振り返ると、いつの間にか🍵っちーが立っていた。
静かな夕焼けの下、
体育館の裏は人も少なくて、風の音だけが聞こえる。
🍵「……泣いてた?」
👑「ん、泣いてないよ。 ちょっと、まぶしかっただけ」
🍵「……うそ下手すぎ」
🍵っちーは、クスッと笑って俺の隣に立った。
何も言わず、ただ黙って、寄り添ってくれた。
👑「……俺さ、たぶんこれからもずっと、この事引きずっていくと思う…」
🍵「そっか、」
👑「うん……初恋だったし、だから ……」
目を伏せたまま、指を握りしめる。
さっきまで冷たかった心が、
🍵っちーの声で、少しずつ溶けていく。
気づいたら、俺——
👑「……🍵っちー、もっとアピールして、//…もっと好きになりたいから」
静かな空気に、ぽつんと落ちた言葉。
自分で言っておいて、顔が熱くなってくのがわかった。
🍵「……今の、録音しとけばよかった…」
👑「やめてよ!……ばかッ/」
🍵「ww……でも、嬉しい、勿論アピールしまくるからッ❤」
照れ笑いの中で、🍵っちーの手を強く握った。
今度は、もう手を離さない。
ちゃんと見つめ合っていくんだ。
この恋を、始めるために__
🍵っちーは、俺の手をそっと握ってくれた。
🍵「……俺はさ、ずっと👑ちゃんを見てたよ?」
👑「……🍵っちー…」
🍵「頑張って笑ってたのも、泣きそうなの隠してたのも、気づいてた。 全部、俺の中に残ってる」
👑「……残さなくていいのに…」
🍵「いや、…俺は色んな👑ちゃんを知ってたいから…」
胸が、きゅっと締めつけられた。
🌸視点__
教室の片隅で、片付けられていく舞台のセットをぼんやりと見つめていた。
──終わったんだな、文化祭。
演劇のラスト。
王子様の📢が、姫の🍍を見つめて告げた台詞。
「俺だけの、大切な人になってくれませんか」
……あれは台詞じゃなかった。
あいつの“本音”だった。
なのに──
どうして俺の心が、あんなにも強く痛んだんだろう。
(……俺、ずっと、📢のこと──)
🌸「好き、だったのか……?」
自分の声が小さく揺れて、空気に消えていった。
🦈に協力したのは、🍍を引き離すためじゃない。
📢が、🍍に奪われていくのが怖かったから。
(俺の中にあったのは、独占欲でも、友情でもなくて……)
🌸「はは、バカみたいだ」
ひとりごとのように笑ってみたけど、
喉が詰まって、うまく笑えなかった。
🦈「バカなのは🦈もだよ」
背後から、🦈の声。
振り返ると、夕陽に照らされた🦈が立っていた。
さっきまでとは違う、少し穏やかな目。
🦈「🦈ッ…🍍君が好きだと思ってた。 でも、本当はさ🌸君と一緒にいた時間が、いちばん心地よかったんだよね、」
🌸「……🦈ッ」
🦈「🦈たちさ、ずっと間違った形で、誰かを求めてたのかも」
🦈は俺の隣に座り、肩がそっと触れ合う距離で空を見上げた。
🦈「……ねぇ、🌸君。🌸君 はこれからも、📢君を見ていくの?」
🌸「……いや、もうやめる。📢 には、🍍がいる。
それに……俺には、もう“隣にいて欲しい人”がいるから」
🦈が、少しだけ微笑んだ。
🦈「そっか……相手が誰であろうと、🌸君がそう言ってくれて、🦈も……ちゃんと終われる気がする//」(ニコッ
🌸「ッッ、……///」カァーッ////
沈んでいく夕陽に、俺たちの影が長く伸びていた。
間違いだらけだった気持ちも、今なら少しだけ、優しく包める気がした。
(きっと、これでよかった)
📢は🍍の隣にいて、
俺は、🦈の隣にいる。
まだ恋とかじゃなくていい。
ただ、傷ついた心が寄り添えるなら──
それが、今の俺たちにとっての“救い”なんだと思う。
スーーッなんかエモいな……
バイビー👋👋
🫶と🌾お願いしますぅ(՞ ᴗ ̫ ᴗ՞))