※前回の続きです。
S「ゆ、左手くん!!」
朝、千トが大声をあげ俺の寝ている部屋へ来た。
Y「なんだよ〜…大声出して〜……もう少し寝かせろよ…」
S「そんなこと言ってる場合じゃないって!右手くんがいなくなっちゃったんだ!」
Y「兄貴がいなくなっ、いなくなった!?」
眠気が一気になくなった、
Y「…部屋の中は見たのか?」
S「全部見たよ!もしかしたら…外に行っちゃったのかも…!」
Y「はぁ〜…しゃーねえ…探し行くぞ…!」
S「で、でも左手くんその傷じゃ…!💦」
Y「千トの言葉聞いた時から痛みなんてとっくに消えたよ、急ぐぞ…!」
S「う、うん…!」
雨の降るなか、俺と千トは外に出た。
M「………」
なぜ自分がここにいるのかが分からなかった。
自分は誰で、どういう人なのか全てを忘れてしまっていた。
M「…(寒い…)」
行く場所もない私はひたすら歩いていた。
その時、首に衝撃が走った。
M「うッ……⁉︎」
そのまま地面に倒れ、意識を失った。
??「…(なぜナイトアウルの記録者が…?)」
S「うわーん…!右手くん見つからないよ〜…!」
Y「兄貴なら大丈夫だろ…へっくし…!…風邪引く前に帰るぞ…」
S「…でも〜……💦…あれ…?着信が来てる…」
Y「……誰から?」
S「ヴィオレッタの大幹部、‘ミズ・シュロ‘さんからだ…」
Y「!?」
S「もしもし…?」
MS「突然悪いな、ナイトアウル」
S「…どうかされましたか?」
MS「あんたのとこの記録者が私の事務所にいるよ。」
SY「え!?\はぁ!?」
MS「あたしもよくわからないから、状況を説明してくれるとありがたい、」
S「わ、わかりました…!今すぐ行きます…!」
Y「…(そう簡単には帰らせてくれなさそうだな…)」
-事務所-
S「お待たせしてしまいすみません…!」
MS「大丈夫だが…なぜそんな濡れているんだ…?」
Y「まー色々あってな、」
MS「……(外にいたのか…)」
S「あの…右手くんは…?」
MS「あぁ、こっちだ、」
Y「(横っ腹いてぇ…立ってるのきつ…)」
MS「大丈夫か?」
Y「…あぁ、」
S「右手くん…!良かったぁ…」
MS「雨の降ってるなかいたから首打ちしてここに連れてきたんだ、」
Y「…強引だなぁ、」
MS「そうするしかなかったんだ、」
Y「その時、兄貴はどんな感じだったんだ、?」
MS「後ろを向いていたからよく分からなかったが、完全に気を抜いている感じだったな、」
Y「…ふーん、(記憶でもなくしたか…?)」
俺も気が抜けたのか、その場に座り込んでしまった。
S「ゆ、左手くん…!?」
Y「わりぃ…立ってるのがきつくてな…」
MS「…あっちに座る場所がある、そこまでいけるか?」
Y「…あぁ、」
S「僕肩貸すよ…!」
Y「千トわりぃな…」
MS「……(ナイトアウルには聞くことがたくさんあるな…)」
Y「ふぅ…ありがとな千ト、」
S「ううん…!全然大丈夫だよ…!」
MS「全く…ナイトアウルの記録者達は…」
Y「迷惑かけて悪いな…」
MS「じゃあ、何があったかを聞かせてもらおうか、」
S「…他の方には内緒にしてもらっても…?」
MS「あぁ…もちろんだ、」
Y「俺から話す、」
MS「あぁ、頼んだ」
僕たちはシュロさんに全てを話した。
ここまで見てくださりありがとうございました。
出すのが遅くなるかもです。
ではまた次の物語でお会いしましょう。
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