灰谷竜胆視点 夢 監禁
仕事を終え 、 彼女へのお土産を持ち 、 鼻歌交じりに家へ向かった 。
今 ナマエ は何をしているんだろうか
そう考えただけで早く帰りたくて仕方がない
彼女もきっと寂しがってるはず
早く帰って抱きしめてやろう 。
そう決めてさっきより家へ向う足を早めた
「 ただいまー 」
玄関のドアを引きながら言った
返事は無い 。
微かに物音がする
ナマエ の部屋からだ
嫌な予感がしたが行かないのもアレだ 、 ちゃんと確認しよう
ナマエ に何かあったら大変だしな
そっと ナマエ の部屋のドアを開けた
そこには窓から逃げようとしている ナマエ
の姿が 。
ドサッと音をたててナマエに買ってきたお土産が落ちた
「 は 、 何してんの…? 」
俺がそう言うと ナマエ は驚いてこっちを見た
そんな ナマエ を無視して再度問う
「 何してんの?まさか逃げようとしてた? 」
違う 、 と否定しようと口を開いた ナマエ を壁に追いやる
ナマエ は尻もちをつき 、 俺を見上げて怯えていた
「 なぁ 、 なんで逃げようとすんの? 」
逃げられないように壁に手を付けて問う
だけど ナマエ は目を逸らしているだけだった
「 ナマエ は俺の事嫌い? 」
俺がそう問えば ナマエ は首を横に振って否定した 。
嬉しい 。
俺も好きだよ そう言いたかったが ナマエ の行動への躾の方が先だった
「 好きならさ 、 なんで逃げんの? 」
首を傾げて見詰めた
だがまた目を逸すだけ 。
「 はぁ… ナマエ ~ 、 俺悲しいんだけど? 」
ナマエ は目を逸して辛そうな表情を浮かべた
なんでそんな顔するの???
なんで逃げようとするの???
俺の事嫌いなの 、、?
「 ナマエ ~ 、 ナマエのその脚さ 、 折っちゃおうか 」
俺が少し笑みを浮かべると ナマエ びっくりして目を見開いた
「 目取ってもイイね? 見えなければ逃げられないもんね 」
と 顔を近づける
優しく ナマエ の脚を撫でると 、 ナマエ は小さい声で やだ… と否定した
「 …でも逃げる ナマエ が悪いよね? 」
「 ナマエ 、 折っちゃおうね 」
俺がそう笑えば ナマエ は泣き出した
「 泣かないでよ 、 俺御前の事大好きなんだから 」
優しく ナマエ の脚に触れる
「 これも1つの愛だよ 」
そう言ったのを合図に
部屋に ボキッ という音が鳴り響いた
泣きながら曲がった脚を見て浅い息を早い速度で何度も繰り返してる
「 痛い? 」
そう聞いても ナマエ は息をするのに必死で答えてはくれない
「 痛いよね 、 ごめんね 」
と頭を優しく撫でた
あ”あぁ…と唸り声に近い声をあげる ナマエ 。
あぁ…逃げようとするから…
「 大丈夫 、 明日医者呼ぶからな 。 」
でもしばらくは歩けない 。
少しの間だけど安心だね
「 …次は 、 切っちゃうかもね… 」
さて 、 晩御飯の準備をしよう 。
泣いてる ナマエ の頭をぽんぽん。 と優しく叩きキッチンへ向かう
あ…手も折っちゃえば 、 あーんとか出来るよな
俺が居ないと生活出来ないようにいろんなところ折っちゃおうかな
はぁ 、 可愛い俺の彼女
好き大好き愛してる
絶対逃さない 、
ずっと俺と暮らしてずっと俺と好き合うんだよ
ふふ
ふははははははは
思わず笑いが溢れた
あはっ 、
ナマエ …愛してるヨ
コメント
2件
私痛いの嫌いだけど(当たり前)竜胆にならいいかも!(竜胆も推し〰)
最高です…🥺