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⚠️意味不明なところがあるかもしれません。申し訳ございません。後輩に好かれたいのは長年の夢です。
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帰ってきた女の子が明るくなって帰ってきた。学園中、大騒ぎだった。可愛い子には旅させよ、という言葉があるが、こちらとしては可愛い子はしまえ、と新しい言葉を作ってしまうほど、女の子を大切にしていた。
自分たちの任務が入ったと思ったら、危険な任務に言った女の子のことを気にして心配でみんなで枕を濡らした。
任務の文が止まった、と聞いた時。
学園の教師と上級生、くノ一教室の子たちがいつもはしない神頼みをした。神頼みしたのは女の子が帰ってくる一月前。
女の子は、前と比べ物にならないほど愛らしく美しく、穏やかな陽だまりのように帰ってきた。
学園中、喜んだ。特に喜んでいたのは女の子が<お兄ちゃん>と呼んで懐いていた小松田秀作だった。
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女の子はやはり、休日になると1人でどこかへ行ってしまうのは相変わらずだった。
「先輩〜」
女の子の名前を呼ぶと、不思議そうな顔をして僕を見た。その薄い桜色の瞳に移れるのはこんなにも心地よいものなんだな、と感じた。
「えと、どうしたの?」
女の子は相変わらず、名前を知らないと不安そうな顔をする。1年前と変わらないじゃないか、と僕はそう思った。
「4年い組の綾部喜八郎でーす。」
気だるげにそう言う僕に女の子は、僕がほった落とし穴を見てから、女の子は言った。
「私はくノ一教室5年、四ノ宮結江。
よろしくね、綾部くん。」
女の子、四ノ宮先輩の笑みは花が咲くみたいだなぁ、と僕は心の中でそうこぼした。四ノ宮先輩はそれにしても、と続けてこう言った。
「綺麗な落とし穴だねぇ。」
他の忍たまやくノ一たちは、落とし穴に落ちる度に愚痴をこぼすが、四ノ宮先輩は落とし穴に落ちることなく、僕が落とし穴を掘っても怒らないでじっと見ている。そんな、四ノ宮先輩が僕の落とし穴に興味を持ってくれた。
「そうなんです!蛸壺のたー子ちゃん5号です!」
僕は嬉しくてそう言ってしまった。四ノ宮先輩は少し可笑しそうに控えめに笑った後、僕の頭を撫でてくださった。
「綾部くんは、凄いね」
僕は四ノ宮先輩のその笑顔を忘れることは無いと思う。さっきまで花が咲いたような笑顔だったのに、今の笑顔は泣きそうな笑顔だったから。
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物静かな先輩が帰ってきた、という話が耳に入って先輩の元に出向いてみると、先輩は1年前と比べられないほど明るくなっていらっしゃった。
「四ノ宮先輩!」
私が声をかけさせて頂くと、先輩が長い髪を揺らしながら振り向いた。薄い桜色の瞳が私を写した。相も変わらず、先輩は私の次に美しい。
「滝夜叉丸くん、久しぶりだね。」
先輩は穏やかに笑っていらした。
私は、右手の指先で戦輪の輪子を回しながら答えた。
「もちろんです!この滝夜叉丸、学年唯一の優等生ですよ!!」
先輩は、私の自慢話を絶対に遮らず、相槌をしてくださる。その目は優しくてずっと見ていて欲しいとさえ、思える。
「滝夜叉丸くんは、偉いねぇ」
先輩はそう言って、1年前と変わらず、私の頭を綺麗な手で撫でてくださる。
やっぱり、1年前と変わらないんですね。
私や喜八郎、三木ヱ門を撫でる時の貴方は今にも泣きそうな顔をしますね。
「滝夜叉丸くん?」
先輩の問いかけに沈んでいた思考が起こされて、先輩の顔をもう一度見た。先程の顔が見間違えのように花が咲いた笑みになっていた。
「は、はい!なんでしょう?」
私が先輩に問いかけると、先輩はクスクスと笑いながら、また、私の頭を撫でた。
「話、聞きたいなぁ」
先輩は、そう言ってくださった。
私の話を長々聞いてくれるのは先輩だけだろう。
「もちろんです!」
私の言葉に笑みをこぼす四ノ宮先輩は、やっぱり私の次に美しい。
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静かな先輩が明るくなって帰ってきたらしい。
その話が広まったのは、授業が始まって少したった頃だった。
四ノ宮先輩は、火器を使用することがあるらしく、山田先生に聞いて火器を使用していたというのは私の中では有名な話だ。
初めてくノ一と意見が会う、と思って、すれ違いざまだったり、食堂のときだったり、四ノ宮先輩に話しかける隙を見ていたが、中々話すことはできなかった。
私が3年生の時、四ノ宮先輩の同室の先輩が卒業したらしい。という話がてできた。
私は失礼ながらチャンス!だと思って四ノ宮先輩を探して話しかけて見ようと思った。でも、できなかった。四ノ宮先輩のお姿はボロボロで、風が吹いたらなくなりそうな雰囲気だったから。
四ノ宮先輩に話しかけることがないまま、四ノ宮先輩は長期任務へ行ってしまわれた。
私は後悔した。早く話しかけていれば良かったと。
そして、今。
私は四ノ宮先輩がにっくき滝夜叉丸と話しているところを見て、アイドルとして必要のないであろう、嫉妬の炎を燃やしていた。
すると、四ノ宮先輩の美しい薄い桜色の目と目が合った。四ノ宮先輩は優しい目で私を見つめる。四ノ宮先輩が滝夜叉丸に何か言うと、滝夜叉丸は分かりやすくプクーと頬を膨らませる。そんな滝夜叉丸の頭を優しく撫でてから縁下から腰を上げ、私の方に来てくださった。
「田村三木ヱ門くん、だよね。」
そう言って私に声をけてくださった。
四ノ宮先輩はニコニコと笑っている。
「話したこと、あったよね。」
1度、四ノ宮先輩のことをよく知らない時に話したことがあった。私は忍術学園のアイドルになるために火器たちのことをよく調べるために図書室に言っていたことがあった。
その時、見たい本が取れなくて先輩にそんなこと言えなくて困っている時に四ノ宮先輩は静かに見たい本を撮ってくれた。
「ありがとうございます!先輩!」
その時、先輩は今にも泣き出しそうな表情になった。その表情を隠すように後ろを向いて深呼吸した後、彼女は優しく笑ってくださった。
「気にしないで。」
そんな、四ノ宮先輩の優しさに私は嬉しかった。もっと話してみたいと思ったんです。
「はい!忍術学園の唯一のアイドル!田村三木ヱ門です!」
私は四ノ宮先輩のアイドルです!
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