〔 ◨◨ side 〕
五条 「 僕はここで少しやることあるから、花奈は待ってて〜 」
って、家入さんって人と2人っきりになったわけだけど。
放り出すのもいいとこだよね、
………すごい美人さんだし。
類は友を呼ぶってこういうことなんかな、
家入 「 五条の世話は大変だろ 」
花奈 「 そうですね。
家入さんは五条とどういう関係なんですか? 親しそうでしたけど。 」
家入 「 ……五条とは、高校からの付き合いだ 」
花奈 「 高校から!?じゃぁ、家入さんも高専?出身なんですか? 」
家入 「 そうだ 」
花奈 「 へぇ!じゃぁ、じゃぁ!そのときの五条はどんな感じだったんですか? 」
少し沈黙が流れると、家入さんは少し悲しそうな表情をしていた。
もしかして、地雷だったかな。
家入 「 クソ生意気なやつだったよ 」
家入さんの顔は、なぜか忘れらなかった。
花奈 「 他に生徒はいた__________、! 」
?? 「 家入さぁ〜ん ! 」
家入さんになにか言ようとしたが 、
背後から元気な男の子の声がして、反射的にそっちを見る。
?? 「 あれ 、 誰かいる 」
「 今大丈夫ですか ? 」
家入 「 構わないよ 」
顔面から血を出して、ヘラヘラ笑っているピンク髪の男の人がいた。
私はそんな光景に驚きすぎて、声も出なかった。
どういう状況??