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梅宮side
みっともない所見しちまった……。
皐月『ってか梅宮もあんな照れてる顔すんだな!意外だなぁ!』
皐月は何でこんなにも鈍感なんだッ!!!
暫く皐月の行動を見ても俺の事を意識してくれない……。
どうしてこうも空回りするんだ…。
皐月に好意を向けてる奴は沢山いる…。
取られたくない、俺のものにしたい。
だから早く…俺の想いに気付いてくれよ…。
皐月side
皐月『んー!どれも美味しかった!すごいなぁ梅宮は!』
梅宮「何度か練習したしな!ことはも手伝ってくれてさ!でも美味しかったのなら良かった!後でことはに連絡しとくわ!」
皐月『橘って飯作るの上手いよなぁ、凄いよな年下なのに!』
梅宮「当たり前だろ!俺の妹なんだから!!」
皐月『あぁ、ソウダネ。』
チハル「ぶん。」
梅宮「な!そんな変なやつを見る目止めてくれよォ!!」
無視無視。
皐月『チハル〜、俺と遊ぼうなぁ♡』
梅宮「え!?待って俺は!?」
皐月『えー、折角休みだしチハル居るし遊ばなきゃじゃん?』
梅宮「…俺も皐月と過ごしたい…。」
頬をぷっくら膨らませてしょげてる梅宮…。
チハル「……に。」
皐月『?どうした?チハル?』
チハルは俺の手を甘噛みして梅宮の太腿へと運んで行った。
皐月『……、良いのか?』
チハル「ぶぬっ!」
なら、チハルが一肌脱いでくれたんだ、しょうがない!
皐月『梅宮、出掛けるぞ!』
梅宮「…えっ、良いのか!?」
皐月『チハルに感謝するんだな、チハルは本当に大人びてるよ…。』
梅宮「そうだったのか…、チハルごめんなぁ、帰りに美味しいメシ買ってくるからな!」
チハル「ぶん」
チハルはぷいっと顔を逸らした。
皐月『ははっ、チハルは可愛いなぁ!じゃ、行ってくるから大人しく待ってるんだぞ?』
チハル「…む。」
チハルは玄関まで来てくれて不機嫌だけど、やっぱどこか遥かに似てるな!
今度会わせてあげよ!