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#異世界
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鷹槻れん

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鷹槻れん

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翌朝。昨夜の激しい雨が嘘みたいに、窓の外には青空が広がっていた。
「……おはよう、流星くん」
すぐ隣から聞こえた、少し眠たげな声。
寝返りを打って振り返ると、すぐそこに彼女がいた。
俺のグレーのパーカーは彼女には大きすぎて、だぼだぼの袖口から、指先だけが少し覗いている。
……やっぱり、めちゃくちゃ可愛い。
「……おはよう、すみれさん」
そう返すと、彼女は頬を染め、布団を鼻先まで引き上げた。
「……まだ、ちょっと慣れないですね」
布団にこもった声が、くぐもって響く。
「……俺もです」
布団ごと、彼女の身体をそっと引き寄せる。腕の中にすっぽり収まったすみれさんが、小さく笑った。
「いつか……『さん』なしでも、呼んでくださいね」
「……頑張ります」
コメント
1件
**はる。です** わあ、番外編でこの甘さ…! 朝の布団の中、まだ慣れない名前呼びと「さん」の距離感がもう尊すぎる。流星くんのパーカーがぶかぶかで指先だけ覗いてる描写とか、布団ごと引き寄せる仕草とか、全てが愛おしい。普段バトル作品ばかり読んでる私でも、こういう静かな感情の機微にめちゃくちゃ刺さる。いつか「さん」なしで呼べる日が来るのかな…その先が気になりすぎる( ; ; )