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こんにちは
momoです
続きです
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あれから1週間が経ったが
今日もきっと太宰が居るだろう、そう思いながら鍵を開け扉を開く
ところが、靴はあるもののいつもの出迎えが無いのだ
何かあったのかと思い急いで中に入ると
「、、ん、おかえり、ごめん気づかなかった」
自身の服に囲まれ寝ていた様子の太宰
「手前、この服はなんだ?」
「私此処に住もうと思ってね」
「、、、はぁぁ?!?!」
「私がこの異能にかかってからずっと中也の家にいるし、一緒に住みたいし」
「手前今自分が何言ってんのか分かってんのか?!」
「え、うん」
「探偵社とポートマフィアが一緒に住むっつってんだぞ?!」
「別にいいじゃないか、敵対組織である前に、元相棒なんだから」
「停戦中とは言えど不味くないか?」
「んー、、、、だめかい?」
首をコテンと倒し立っている俺に上目遣いで聞いてくる
腹が立つ程あざとい
此奴、計算でやってんのか異能なのかわかんねぇな
「別にだめじゃねぇけどよ」
「じゃあいいじゃないか」
「つーか手前に貸せるほど部屋数が無ぇぞ?ベッドもクローゼットも一つだしセーフハウスだから狭いし」
「クローゼットは要らないよそんなに服は無いし、ベッドも、一緒に寝るんじゃないのかい?」
「ハ、?」
「中也は厭?」
「厭じゃねぇけどキツいだろ」
「まぁまぁ、暖かくて良いでしょ」
子供体温といい頭をポンポン叩いてきた
ぶっ殺してぇ
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そこから、俺と太宰の同棲生活が始まったのだ
朝は大体俺が太宰を起こし、飯を食わせ、仕事に向かわせる
そしてその数分後に俺も家を出る
一緒に家を出ると何かしらの疑惑等を疑われかねない
夜は帰ると太宰が待っており、偶に飯を作ってくれている
「おかえり、中也!今日はお鍋だよ」
そして、このお出迎えが必ずある
本当の事を言うとめちゃくちゃ恥ずかしいので辞めて欲しいが、気にするなと言われたらそこまでなので何も言えない
「これ何鍋だ?」
「ん?普通のお鍋だけど?」
「にしては蟹が7割を占めてるんだが?」
「気の所為さ」
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夕食の後は風呂に入り、その後就寝という流れだ
「出たぞ」
「じゃあ入ってきちゃお」
鼻歌混じりに脱衣所へ消えていく太宰
問題はここからなのだ
今迄は飯を食ったら解散が多く、再会してからは俺の家に泊まることが無かったので風呂上がりに彼奴があんな行動をするなんて
太宰が出てきたら俺はいつもどうすればいいか分からなくなり硬直してしまう
今日こそ動揺せずに耐えるぞ
そう心に決める
「ちゅーやぁー!これ、やって」
「、、、」
下着とシャツのみを身につけドライヤーを差し出してくる
前に俺が髪くらい乾かせと言ったら「じゃあ中也が乾かして」と馬鹿素直になった太宰に言われたのでこんなことになってしまったのだ、過去の自分を憎む
「あのなぁ、服くらいしっかり来てこいよ」
「暑いんだもの、それに包帯があるから大丈夫さ」
いや俺が大丈夫じゃねぇんだよな
心の中で小言を言いながら髪を乾かす
乾かしている間は眠いのかうつらうつらと首をカクンカクンとしている
(にしても、本当に此奴の髪さらさらだよな、シャンプーは俺のと同じの筈なのに、、髪質か?)
髪も乾いたのでドライヤーを止め、すぅすぅともうすっかり寝息を立て寝ている太宰をベッドまで運ぶ
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おちまいです
続きいります?
⬇久しぶりに
next▶♡300
ほな