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じゅんぎゅ 「じふなまだ寝てなかったのー」
じふん 「悪いかよㅎㅎ」
じゅんぎゅ 「悪いよ今は〇〇と俺のターンなの」
じふん 「〇〇俺にもおっぱなんて言ったことないのになㅎ」
〇〇 「いや、っあのこれは」
じふん 「何?俺もう寝るから」
そう冷たく言い放ち部屋に戻って行ってしまった
じゅんぎゅ 「あいつ何しに下きたんだよー 」
聞くなら、今かな
あの女の人のこと
ひーくんはじゅんぎゅさんとじふんさんが二人で話してたの見てたっていうし、
じゅんぎゅ 「〇〇?」
〇〇 「あ、あのさ、」
じゅんぎゅ 「うんどうした?ㅎ」
〇〇 「じふんさんって、その、彼女とかいるの?」
じゅんぎゅ 「…いないけど?ㅎ」
じゅんぎゅ 「なに急にㅎ」
〇〇 「私今日見ちゃって、」
じゅんぎゅ 「?」
〇〇 「じふんさんと綺麗な女の人の写真」
じゅんぎゅ 「…」
〇〇 「おっぱ…?」
じゅんぎゅ 「これ、誰にも言ってないやつなんだけど、」
2年前
釜山では初雪が観測された日、道端に座って泣いている 女の子を見つけた
じふん 「大丈夫ですか?」
「っ…ㅠㅠ」
「けんちゃなよ…ㅠㅠ」
じふん 「大丈夫そうには見えないけど、ㅎ」
「あぁーなんで私がこんな目に(泣)」
じふん 「だから何があったんですかㅎㅎ」
「今日は晴れ予報って聞いてルンルンで出たのに雪降って、傘もないしㅠㅠ」
じふん 「今日は初雪観測されるってニュースにデカデカと書いてありましたけどㅎㅎ」
「はっ!!???」
「もう更に嫌な気分になりました!!ㅠㅠ」
じふん 「あーみあねよㅎㅎ」
じふん 「僕は雪好きですよ」
「何がいいんですか雪の」
じふん 「真っ白で綺麗じゃないですか」
「…確かに」
「お兄さん名前は?」
じふん 「ぱくじふんです」
「お!私もぱくです!!」
じふん 「あ、そうなんですか?ㅎㅎ」
「ぱくきょうるです!!」
じふん 「いい名前ですね、겨울(冬)って意味ですし」
きょうる 「なんかお兄さんに言われたら自分の名前好きになりました!!」
じふん 「よかったですㅎ」
きょうる 「くしゅっ」
じふん 「あ、風邪引きますよカフェでも行きますか?」
きょうる 「あ、はい行きますㅠㅠ」
カフェ
きょうる 「お兄さんいくつですか?」
じふん 「高校1年生です」
きょうる 「お!?!私も!!」
じふん 「お、そうなのㅎㅎ」
きょうる 「やー運命だ」
じふん (かわいい)
きょうる 「私たち付き合おうか?」
じふん 「えっ、?」
きょうる 「やー冗談だよㅋㅋ」
じふん 「いいよ、付き合おう」
きょうる 「えっ」
じふん 「俺は本気だけど?」
きょうる 「っ、///」
きょうる 「あーあっつい!!そ、外でよう!、」
じふん 「ㅎㅎ」
更に雪が強くなって外も随分暗くなってきた
きょうる 「あ、あのさっ」
じふん 「ん?」
きょうる 「さっきの話なんだけど…」
じふん 「あーいいよ好きな人いるでしょㅎ」
きょうる 「いや、付き合おうって言おうとしたんだけど…/」
じふん 「あーㅎㅎ俺の負けだよ」
きょうる 「あーじふん顔真っ赤ーㅎㅎ」
きょうる 「私たち付き合おうか?」
じふん 「うんㅎ」
それから1ヶ月後
きょうる 「今日も雪強いねー」
じふん 「この強さ俺らが出会った時以来だな」
きょうる 「うわー懐かしい」
じふん 「道端で泣いてるとかㅎㅎ」
きょうる 「笑わないでよー!!」
きょうる 「ずっと一緒にいようね」
じふん 「当たり前だろㅎ」
キキーッ!!!
目が覚めると白い天井
どこだここ…
身体を起こすと激しい頭痛と足の痛みがあった
じふん 「いっ゛…」
医者 「じふんさん、目が覚めましたか」
じふん 「あの、全然覚えてなくて」
医者 「それもそうだと思います。1週間眠っていましたから」
じふん 「1週間…」
医者 「トラックに突っ込まれてしまい、頭に強い衝撃を受けてひどく痛むと思います」
じふん 「あの、きょうる、きょうるは」
医者 「…非常に残念ですが、」
じふん 「え、?」
ひどい頭痛と共にあの時がフラッシュバックしてくる
きょうる 「じふ、ん、…。愛して、る、、」
きょうる 「私…じゃない、ほかのっ子…愛して、あげっ…て」
白い積もった雪が真っ赤に染まっていく
自分の意識が段々と遠のいていく
きょうる、いくな
「…ですか!!救急車…!!!」
きょうるを、助けて
〇〇 「そんなっ、(泣)」
じゅんぎゅ 「…だからじふな雪が嫌いでしょ」
確かに辻褄が合った
でもそんな過去をもってるなんて、
じゅんぎゅ 「じふなの中できょうるちゃんと〇〇が重なってるところがあるんだと思う」
〇〇 「…(泣)」
そんな過去を持った上で私を助けてくれた
じふんさんが1番辛いはずなのに、
〇〇 「私じふんさんの部屋で寝るね」
じゅんぎゅ 「うんおやすみ」
急いで階段を駆け上る
そっと扉を開ける
じふんさんは窓の外の雪を眺めていた
じふん 「あ、じゅんぎゅと寝ないんだㅎ」
〇〇 「じふんさん、(泣)」
私はじふんさんに抱きついていた
じふん 「どうしたんだよ急にㅎ」
〇〇 「私ずっとじふんさんのそばにいる、
おっぱって呼んで欲しかったら呼ぶよ(泣)」
〇〇 「私がいるから、どこにも行かないで」
〇〇 「雪が嫌いでもいい、でも、冬だけは、겨울だけは、嫌いにならないで」
じふん 「っ、」
じふん 「…ㅎ、わかったよ」
〇〇 「ㅠㅠ」
じふん 「もう泣くなよㅎㅎ」
そんなことを言ったじふんさんの目には
涙が溜まっていた
翌朝
目が覚めると外は快晴で雲ひとつなかった
〇〇 「んん~…」
じふん 「おはよ」
後ろから声がして振り向くとじふんさんが
掃除をしていた
〇〇 「あ、私も手伝う!!」
じふん 「いいよご飯食べてきなㅎ」
〇〇 「わかったあー」
下へ降りると珍しくよしくんも起きていた
〇〇 「あーよしくんがおきてる」
朝光 「珍しいよなㅎ」
芳典 「そんな毎日寝坊してへんわㅎㅎ」
じゅんぎゅ 「はーいここで重大発表」
じょんふぁん 「おぉー?」
〇〇 「おー??」
じゅんぎゅ 「昨日〇〇におっぱって呼んでもらいました👏🏻」
〇〇 「なんやねんそれ」
芳典 「あ、俺も呼んでや」
朝光 「〇〇俺も呼ばれたことないなぁ」
じょんふぁん 「あーぬな俺年下じゃん」
温斗 「俺は呼ばれたことあるけどな」
全員 「嘘つくな」
〇〇 「そんなおっぱに価値感じる?ㅎ」
じょんふぁん 「うん」
〇〇 「はぁ、ㅎㅎ」
ご飯も食べ終えたことだし、じふんさんの掃除手伝いに行くか
〇〇 「じふんさーん」
じふん 「お?ご飯食べ終えたの?」
〇〇 「うん!」
じふん 「でももう終わったよㅎㅎ」
〇〇 「えぇー!?!」
じふん 「〇〇が遅いからー」
〇〇 「ひどーい」
じふん 「ㅎㅎ」
片手には大きなゴミ袋を持っていた
〇〇 「随分捨てるね」
じふん 「まー気分転換に?」
ふとゴミ袋の片隅に目を向けるとじふんさんときょうるさんの写真が。
〇〇 「…それも捨てちゃうの、?」
じふん 「うん」
〇〇 「いいの…?」
じふん 「いいよㅎ」
〇〇 「じふんさん、携帯貸して」
じふん 「いいけど、」
〇〇 「カメラ見て!」
〇〇 「はいチーズ!!」
カシャっ
〇〇 「じふんさん変な顔ㅋㅋㅋ」
〇〇 「印刷してくるから待ってて!」
じふん 「うん、ㅎㅎ」
数分後
〇〇 「じゃーん!はい!これ!」
じふん 「どうしろって?ㅋㅋ」
〇〇 「飾るんだよ!!!」
じふん 「はいはいㅎㅎ」
じふんさんの部屋の棚に私とのツーショットを飾った
じふんさんの心の隙間埋めれますように、
もうここに来て1ヶ月が経とうとしている
きっとみんな私の行方不明のことなんて
すっかり忘れているんだろう
でも、それでいい
私にはじふんさんたちが居ればいい
でも、私は知っている
じふんさんたちがもうすぐアイドルとしてデビュー出来るようになること
だから、春が来て彼らがデビューするまでに
この家とみんなとお別れをしないと。
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