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地雷少女達の愛は重い ~助けたヤンデレ量産系巨乳美少女達にストーキングされて人生詰んだ件~
第43話 - 第43話 確かに人をダメにするクッションは最高だけれど……。
32
2,868文字
2026年07月28日
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トド村
548
#地雷系
日暮ミミ♪
289
◆◆◆◆
実家にある、人をダメにするクッションに押しつぶされる夢を見た。人をダメにするクッションとは、ふわふわモチモチの肌触りの大きな丸いクッションで、そのクッションに身体を預けると体が沈み込み、心地の良い弾力で二度と立ち上がることができなくなるという代物なのだが、重たいそれが俺の胸の上に乗っかり身体を圧迫するのだ。
目を覚ますと仰向けに寝ている俺の上に、ミィが抱きつくようにうつ伏せになっており、俺の胸元にはミィのおっぱいが丁度、押しつぶされた饅頭のようにのしかかっている。どうやらミィのおっぱいは、人をダメにする効果がありそうだ。
耳元で気持ちよさそうに寝息を立てるミィを起こさずに、身体を起こすのは無理そうなので、枕元のスマホを取ろうと思った矢先ミィの身体がピクリと動き俺の上で目を覚ました。
ミィは身体を起こすと、丁度俺に馬乗りになるような体制となった。朝から元気な俺のアソコをミィのデカい尻が丁度押しつぶしている。
普段であれば「私に興奮しちゃったの~?」とからかってくる所だが、今日のミィは何だか様子が異なり、少し尻を前後に動かしたかと思うと顔を真っ赤にして小声でつぶやいた。
「これ……もしかして私のせい?」
ミィのせいという事もあるだろう……半分くらいは……。だが健全な20代の男性であれば、毎朝下半身は元気満々で主人よりも早起きをしているものなのだ。
「健康な成人男子の生理現象だよ。」
「……本当にそれだけ?」
ミィは馬乗りのまま、元気に目覚めている俺のアソコを自らの尻で圧迫しつつ、ゆっくりとグラインドをする。ハリのある2つの山脈がその振動に合わせてスウェット越しに揺れ、ミィの肉厚で柔らかな臀部の感触が俺の息子に振動となり伝わる。
少し前傾になったミィは黒とピンクのロングヘアーをゆらゆらと揺らしながら、とろんとした――まだ眠そうな表情を浮かべながら、俺の両肩を抑えつけて腰を前後させ続けた。
本来は一人で眠る事を想定されていたであろうベッドが悲鳴を上げるたびに、ミィのフローラルな香りが俺の鼻腔をくすぐる。
「分かった! 分かったよ! 白状する! 俺の息子が固くなった原因は、生理現象半分、ミィちゃんのことを意識したこと半分だよ!」
ミィは「フフン。」と満足そうな表情を浮かべ、グラインドを止めて俺の上から離れた。俺は完全に目が覚め、インスタントコーヒーを2杯入れてミィに渡す。
ミィの分は確か、ティースプーン2杯の砂糖、あと、牛乳を少し……。俺はブラック派なので、あいにく俺の家には角砂糖やスティックシュガー、コーヒーフレッシュは無いため、普通の砂糖と牛乳で代用しているのだ。
ソファーに座っているミィにコーヒーを渡し、俺もミィの隣に座る。すると、ミィは俺の肩に頭を預けてきた。
「なんか昨日から、いつもよりも距離感が近くない? 今日の朝も、なんというか……凄かったし……。」
俺が昨日から抱いている疑問をミィに投げかけた瞬間、ミィはマーブル模様のコーヒーをじっと見つめながら顔を真っ赤にし、消え入るような小声で話した。
「……女の子だって……我慢できない時も……あるんだから……。」
本当に小さな声だったので、俺にはそう聞こえたが……もしかしたら違う事を話していたのかもしれない……。しっかりと聞こうと思い、
「ごめん、聞こえなかった。」
と言うと、ミィはコーヒーをテーブルの上に乱暴に置いて、
「馬鹿! 最低!」
と言ってトイレに籠ってしまった。俺……何か変な事でも言ったかな……?
仕方が無いので、俺はミィがトイレに籠っている間にパンケーキを作る準備をする。ミィが来た日は、朝飯をスムージーだけで済ませようとするとミィの機嫌が悪くなる。そのため、ミィが来た時用にパンケーキミックスとメイプルシロップ、あとバターを買っておいたのだ。
俺は箱に書かれた作り方通りに牛乳と卵を良くかき混ぜホットケーキミックスを加える。そして更に混ぜていると、ミィがトイレから出てきた。何だか先程よりも、少しだけ高揚したような表情だ。
ミィは手を洗いながらこちらを見ると、高揚したような表情が驚きの表情に変わった。
「ユウトって料理できるの!?」
ちょっと待て……これは料理と言ってよいのか……? 箱に書かれた通りに作っているだけだぞ……いや、ほとんどの料理がレシピに書かれたことをそのまま実行すれば出来るのだから、これもれっきとした料理になるのか……?
「まあ、パンケーキの元を使えば誰でも作れるんじゃないか!?」
ミィは驚いた表情のまま、フライパンを火にかけ始めた。
「じゃあ、今日はユウトが仕込みをやってくれたから、私が凄いテクニックを見せてあげよう!」
ミィは髪をまとめるとコンロの火を調整する。俺はミィにパンケーキの生地を渡すと、ミィはフライパンに生地を流し込み菜箸を構えた。
フライ返しじゃなくて菜箸? と思いながらミィのことを見ていると、ミィは暫くしてからフライパンを勢いよく振り、それと同時に菜箸でパンケーキを前に押し出す。パンケーキは空中に飛び上がり、1回転半をしてフライパンに着地をした。
俺はニヤリと笑うミィとグータッチをする。
この調子でお互いに3枚ずつのパンケーキを作りテーブルへと並べた。少し冷めたコーヒーを飲みながらメープルシロップとバターがたっぷりと掛かったパンケーキを食べる。
パンケーキを口に入れたその時、人類は糖分と油分に支配されている事を思い出した。メープルシロップとバターを同時に食すことを初めに考え出した料理人は、その時代の料理業界で天下を取ることができたことだろう。
隣を見ると、ミィも頬に手を当てて幸せそうな表情を浮かべている。蕩けた顔とは、こういう表情を言うのだろう。
◆◆◆◆
久しぶりに食べたパンケーキはあまりにも美味しく、10分と経たない間に平らげてしまった。ミィも同じようで、女性だが男性さながらの食べっぷりに惚れ惚れとする。まあ、今の時代に男性だから、女性だからと言うと炎上しかねないが……。
2人で皿洗いを終えて小説のプロット作成に取り掛かろうとすると、ミィはおもむろにハンドクリームを取り出して手に塗り始めた。俺の渡したハンドクリームだ。
手に馴染まなかったらどうしようかと思っていたが、使ってくれているようでホッとしていると、俺の視線に気が付いたミィがニヤリと笑う。
「これ、凄く良いやつでしょ。ありがとう。ちょっと手を出して。」
俺はミィに言われた通り手を出すと、ミィはハンドクリームをミィ自身の手に更に追加し掌で少し馴染ませてから俺の掌を握った。
ミィの掌が俺の手の甲や掌を包み、指と指が絡み合う。ミィは俺の手全体にハンドクリームを擦り込むと、今度はさらに指を絡ませて恋人繋ぎにする。
「どう? 気持ち良い?」
俺はハンドクリームの感想なのか、ミィの掌の感想なのか分からず……ただ少し悔しいが、どちらの感触も気持ちが良かったため、
「ああ。」
とだけ答え、暫くの間ミィの掌を堪能した。
コメント
1件
うわ、この回めちゃくちゃ甘々じゃないですか!ミィの♡♡♡クッションから始まる朝のグラインド攻撃、そして「女の子だって我慢できない時もあるんだから」の台詞…ユウトが聞き逃したのがもどかしい(笑)。でもそこからパンケーキ共同制作→ハンドクリームの恋人繋ぎまで、日常の距離感がじわじわ縮まっていく感じが堪らなく良いですね。二人の関係性が着実に変わってきているのを感じるエピソードでした。