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僕らの14つのメモリー

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僕らの14つのメモリー

15 - 4つ目の思い出のかけら15

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2022年08月04日

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ピリリリリ,ピリリリリ,ピリリ。

目覚ましの音で目を覚ます。何も無いいつも通りの木曜日、、ではなく今から山ほどやることがある。目玉焼き,ベーコン,味噌汁を飲み干して学校の持ち物を準備し、学校へ向かった。学校に着いたが予想道理かいとはまだ来ていなかった。正直学校の授業は君たち読者はさほど興味ないだろうし書く必要もないのだが一様書いておく。いつもはりょうやゆうたが質問に答えて、それで答えが出なかったら俺が答えるって感じなのだが今日はりょうもゆうたもいないのでいつもより多く当てられた。それに気づいてからかいとも良く手を上げてくれた。休み時間はと言うとかいとと一緒に作戦を練っていた。作戦と言っても薬のことについて調べたり考えたりしただけだった。そんな感じで学校が終わり家に着いた。宿題をしていると、

ピロン!

父からのメールだ。

[机に置いてある資料病院まで届けてくれ、下に置いてある本は捨ててくれ。]

「チッ、コキ使いやがって。」

なんであんな親子喧嘩をした後に大事な資料を届けろなどと言えるのか分からなかった。リビングに行き机に置いてある青いファイルを取った。その下には2冊のこう書かれた本があった。

「なんだこれ?」

[昏睡型発熱症と特効薬について]

[薬の作り方と医学生の心得]

「チッ、クソジジイが、」

そう言って青いファイルをカバンに入れ、2冊の本を自分の部屋に持っていった。そして病院に着いた後父にファイルを渡した。

「あぁ、ありがとな。」

「あのっ、、、」

「患者がいるんだ。早く帰れ。」

「はい、、、、」

家につき、その後は本と苔を使って薬作りに励んでいた。特効薬の副作用って心臓かよ、ヤベェだろ。そりゃ展開できないわけだ。コケにはインフルエンザやがん細胞に抵抗があるのか、

「ん?なんだこれ?神経衰弱にも効果がある。か、…多分これが大切になるんだろう。」

時計が12を追い抜いても寝ようともせずただただ全力で薬作りに励んでいた。そして3時ぐらいだろうか,ついに抵抗細胞を取り出すことができた。

「今日はここまでにしとくか。」

細くなった目を擦り背伸びをする。電気を消して寝ようとした。下から少し物音がした。一階はリビング、お風呂,トイレ、そして母の部屋そして最後に父の研究室がある。多分父が仕事をしているのだろう。いくら継ぐと言われても毎日3時まで仕事の職業を継ぎたいとは思わない。

なんて考えていた頃にはもう夢の中だった‥

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