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「それじゃあ、戸締りと火の元には充分注意して……」
「あー!うるせぇな 。言われなくてもわかってるっつーの。もうガキじゃねぇ」
「っていうか、あんた本当に行かなくて良かったの?あとから俺だけ置いて行ったとか文句言わないでよね」
「言わねぇよ。俺だって色々予定が詰まってんだ」
俺以外の家族は翔の中学卒業祝いで、今日から二泊三日で旅行へと出掛ける。
つまり……家に邪魔者はいない。
結衣を家に誘って……
はっきり言おう。
今回旅行に参加しなかったのは、結衣とあわよくばキス以上の事をする為だ。
「色々って、どうせ結衣の事家に連れ込んで色々する気ッ……んんーーっ!」
余計な事を言う翔の口を急いで塞いでやった。
「あ!?ち、違っ! てめぇ!余計な事言ってんじゃねぇ!ダァ!先出るからな!」
俺は、翔を突き飛ばすと通学鞄を持って家を出た。
クソ……あの野郎に俺の下心***********
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