はーい、れもねこ、華麗に復活!
テスト終わった(2つの意味で)からまた開始するよ〜
おらぷ視点
「っおんりー、、、」
こちらを無表情で見つめる目には生気が無くて、ただただ真っ暗だ。
それを見ると恐怖よりも怯えよりも深い後悔が押し寄せてくる。
なぜかこっちが泣いてしまいそうで、1歩も動かないおんりーを飛びつくように抱きしめた。
「ごめん、ごめんな、」
こんなになるまで悲しんで苦しんだおんりーの分まで補うように涙が出てきて止まらない。
「おらふ、くん?」
「なんで泣いてるの?」
明らかに困惑した声で尋ねてくる。そりゃそうだ、”こっちの世界のおらふくん”は何も知らないのだから。
「全部知ってる。おんりーは何回も、何回も僕を助けてくれたんよな」
その言葉におんりーは目を見開いた。
(少し前の時間軸にもどるよ)
今日も目の前から去る君。まるで最初から存在しなかったみたいに世界から捨て置かれる君。
もう何回も眺めてきた。
最初はただ君を助けたかった。なのにその度にまた繰り返して、また苦しんで、、、
「もういいかな」
僕だけが死ぬ、なんてことは寂しいからさ、おんりーも一緒に行こ。
色々試したけど、最初からやってみたかったこと、そして、一番やりたくなかったこと。
もう1回、あの場所で2人で死のう。
よく聞くでしょ?頭をぶつけて入れ替わった2人がもう1回頭をぶつけて治るって話。
終わりと始まりは紙一重。もう一度あの時を再現すれば元通りになるかもしれない。
でも、やりたくなかったのは、自分がおんりーを殺しているようなものだから。出来ることなら、1回でも多く生きて欲しいのに。
いつもの場所、君の手を引っ張って歩く。最期まで悟らせないように、いつもの態度で。悲しいのは一瞬でいい。
信号を渡る。これが僕と、君の死に場所。
案の定トラックが走ってくる。恐怖で動けない君にそっと抱きつく。
ああ、今ならおんりーだけでも生きれる。助けれる。
でも、それじゃダメなんだって。ホント、狂った世界だ。
せめて一緒に、同時に死ねるように、きゅっとくっつく。
「、、、無力な僕でごめんな」
そして気づくといつもの自宅じゃなかった。
「ここ、どこや、?」
もしや本当に運命が変わったのか。
そう考えていると視界におんりーが映った。
ただそのおんりーはいつもの優しい目をしていなくて、恨みと怒りを目をしていて、その異常さがわかった。
どうやら僕には気づいていないみたいで、寝ているなにかに向かってナイフを振り下ろそうとしていて、思わず叫んだ。
「おんりー!」
今→ちょっと前→今の時系列で書いてるよ!
読みずらかったらごめん( *>.<; )
ついでにテストの結果はやばかったです、、、このスマホ没収されなかっただけマシか、、?
完結まで後少し!
最後まで見てくれると嬉しいです!
じゃ、ばいれも!
コメント
4件
凄く気になる!続き楽しみです!