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〜💚side〜
🤍『…何これ…』
🧡『…酷ない?』
別の場所へと向かってもらった照達と別れて街へとやってきたふっかと佐久間と康二とラウール、そして俺。
だけど街の様子は想像していた以上に酷い状態になっていた。
街全体が夜みたいに真っ暗な嫌な雰囲気に包まれていて多くの人々が倒れている。
そしてその倒れている人々が真っ黒になっていて身体から闇のオーラを出している。
奴らはこのオーラ…絶望を集めているらしい…
自分たちの力を上げるためとシャドーを目覚めさせるために。
怪物『ぐわああああああああああぁぁぁ!』
🩷『…何だこの数…!』
💜『…これ全部倒さないといけねーのか…』
その闇のオーラから産み出された怪物たちが何体も暴れ回っていた…。
俺たちと変わらないゾンビのような化け物と動物が巨大化した怪物たち…
これまでよりも闇の気配が大きかったからただ事じゃないって予想はしていたけどこれ程の怪物を相手にするのは初めてだ…
長引いたら俺たちが先に限界が来る。
怪物『ぐわああああああああああぁぁぁ!』
🩷『何体いようがまとめて相手になってやるぜ!』
💚『佐久間!あまり無茶は…』
💜『…ありゃ聞いてないよ、わら』
俺たちを見つけて襲ってきた怪物を粒子を飛ばして攻撃しながら勢い良く飛び出して行った佐久間。
SnowManの切込隊長の佐久間と…意外と翔太の2人は敵を見つけたら容赦なく飛び出して行く。
俺たちを傷つけないようにって思ってくれているのは嬉しいけどその分やっぱり怪我が多いのもこの2人。
いつか今よりもっと強い奴が来たら…何度も注意してるけど直らない…
💚『…なんでウチの年長組は子どもみたいなのかな…』
💜『なんで俺のことを見るんだよ!佐久間と翔太だろ!』
💚『…ふっかだってたまに無茶するじゃん。』
💜『そりゃ俺は強いし。』
💚『…何処から来るの?その自信は…』
🧡『ちょ💦2人とも俺達も戦わんと!』
🤍『阿部ちゃんの言ってること間違ってないよ!』
💜『おいラウール!』
とても戦いの最中とは思えない呑気な雰囲気…
まぁ俺から言い出したんだけど…笑
なんやかんや俺達も怪物闇ゾンビ達と戦い始める。
💚『みんな!数は多いけどいつもと変わらない雑魚たちだから!落ち着いてね?』
💜🩷『了解!』
🧡🤍『分かった!』
街中の人たちから産み出されたから数は多いけどみんな簡単に倒せる雑魚ばかり。
いつも通り戦えば俺たちは問題ない。
🩷『どうだ!佐久間さんの動きについて来られないだろ!』
なんせ切込隊長が暴れてるから…笑
💜『おーい。お前1人だけでやるなよ!』
🩷『お前がのんびりしてるからだろ!』
💜『楽しみは後に残して置かないとなって!』
🧡『…サイコパスやん…。』
なんてドラマ班の緩い会話を聞きながら照たちにテレパシーを送る俺。
このテレパシーともう1つ回復の能力は俺たちSnowMan全員で身に付けた共通の能力。
連絡用もあるけど誰かが戦っている時に一刻も早く駆け付て一緒に戦えれば必要以上に消耗することは無いし、もし怪我が酷い場合に治療もできる。
…でも照からの返事がない。
苦戦してるのか…状況が分からない…
🤍『阿部ちゃん。俺たちは大丈夫だし4人の所に向かった方が良いかも…。』
💚『…うん。想定外に強い敵かもしれない。佐久間!』
🩷『にゃす!話は聞いてたよ!直ぐに向かうぞ!』
怪物『ぐわああああああああああぁぁぁ!』
俺に返事を返しながら襲ってきた大きな怪物を倒した佐久間はそのまま走り出した。
既に戦って体力が消耗してるけど佐久間なら問題ないはず。
💜『…慌ただしいな…』
💚『…ふっか…』
💜『…分かってる。俺も行くよ。』
4人が苦戦する相手だし佐久間の力ももちろん信頼してるけどもう1人くらい行ってもらった方がいい。
俺が行こうとしてたけどふっかが向かってくれた。
💚『はあっ!』
俺は俺の周りに現れた複数のゾンビを地面から植物の蔦を出して拘束して一気に潰した。
🧡『阿部ちゃん!終わったで!』
🤍『俺も!』
怪物やゾンビが居なくなって空はまた綺麗な青空が広がり、倒れていた人々も次々目を覚ました。
💚『うん。お疲れ様。怪我はない?』
🧡『問題ないで!ほとんどさっくんとふっかさんが倒してくれたから。』
🤍『戦いながらどっちが多く倒せるか競い合ってたね笑笑』
💚『…ほんとに子どもすぎる。』
遊びながら敵を倒す2人の姿は最早恐怖すら感じる…。
🤍『どうする?俺たち。』
💚『事務所でみんなのことを待ってよう。』
佐久間とふっかに向かって貰ったし敵を倒せたけどまだ何かあるか分からない。
俺と康二とラウールは6人の無事を祈りがら事務所に戻った。