コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
えと、なんか、もし、億が一、楽しみにしてた人おられましたらごめんなさい…
思ったより見てくれてる人が多くて嬉しい限りです。
「…っ」
精一杯の笑顔にしたつもりだったが、画面に映ったわたしの顔は、目が全然笑ってなくてぎこちないとか依然に、怖かった
――――その瞬間だった
すべてがスローモーションのように遅くなって、視界に桜が散った。
眩しくて目をつぶりそうになったけど、むしろ驚くほどに目を見開いていた。
画面に映った少年の顔もまた、ちょっとぎこちなくて、自分と同じだなとその少年の方を無意識にちらっと見ながら
「ふっ」
と笑ってしまった。
その時、その少年と目があっ(てしまっ)た。
(あ、やらかした〜…やってもうたー)
私は急いで目をぱちくりさせながら首をもとに戻した。
わたしの顔は真っ赤なりんごのように赤くなっていた。