教室に帰ってきた。
陰キャでキメてきて、恋愛とか、する、気、ない、ん、ですけ、ど??
まぁ、あうゆうひとって、せいかく、終わってたりするし、ね??
まさか、わたしが、あははは笑
とか、ぬるい笑顔で考えてたら、謎に視線を浴びた気がして慌ててそこらへんの席に座った。
「あの…」
「はい?」不意に声をかけられてびっくりした。
ってちょっと待て、さっきの美少年(仮)じゃん!!うぇ!?はうぁ!?
脳内がぱにくってる。どうした、私の唯一の取り柄の冷静さ(自称)が欠けているぞ。
「そこ、僕の席なんですけど」
「あ」
(^。^)すぅぅぅっ
「ご、ご、ごめんなさぁぁい!!!( ;∀;)」
めっちゃ謝りながら後ろの自分の席の方に走った
あ、やばい終わった、色んな意味で
僕もう恋愛しないって決めてたのに、それで(陰キャ)キメてきたのに、恋、しちゃったや…
絶対、僕、今、あの人のこと好きになったね
そして、わんちゃん変な人って思われたよね
「はい、座ってくださいね―」
あ、宿題提出だ、まぁ、私のことなんで、
完璧っすね笑
そんなこと考えながらかばんごそごそ
はいはいはい、ありますよねー
ほらね、ちゃんとあった、うん。フラグなんてたってなかったよ
私ね、最初はちゃんとするんよね、
完璧が好きだから、完璧を求めるから
でも、なんか一回崩れて、そのままだるだるになる
ま、今回は出せるけどね
「皆さん、はじめまして。5組担任の古中です。」
へー
「1年間、大変なこともあると思いますけど、よろしくお願いします」
まともそー
「〜〜〜〜〜〜」
はよ宿題集めろぉ()
「はい、では後ろから宿題回収ー」
って言われたけど10秒くらい経っても物音すらしなくて、後ろ向いたらふるふるふるって首振られた笑
(いや、出せんなら口で言えや)
と思いながら宿題を前に回す。
流石に初回はだそうや…
回収されていく宿題たち…
集まるとかなりの分厚さになった
(流石にみんな初回は出すよね)
とか考えてたら、急にさっきの美少年(仮)さんが僕の方を見てきた(?)
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