コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
猫耳一回でいいからつけてみたいよね()
(街中)
町人A「あっ猫耳の姉ちゃんだ!今日もかわいいねぇ!」
彩音「あ?……ま、ありがと。」
銀時「(小声で)ありがとじゃねぇよ……この町どいつもこいつも猫耳に骨抜きか。」
(後ろで神楽がりんご飴かじりながら)
神楽「銀ちゃん、顔が“恋敗北”の人みたいアル。」
新八「恋というか敗北確定ですよね。完全に。」
銀時「うるせぇ‼︎オレはなァ、別に嫉妬してねぇんだよ!!ただなァ……その……猫耳がだな……視界に刺さるだけで……心臓に悪ィだけで……!!」
彩音「なにブツブツ言ってんだ?」
銀時「お前のせいで商店街の売上上がってんだぞ!?なんかもう、勝手に“猫耳饅頭”とか売られてたぞ!?」
彩音「それは……ちょっと味見してぇな。」
銀時「のっかるなァァァァァァ!!!!」
(突然、占い婆登場)
婆「……お主、猫耳の呪いに苦しんでおるな?」
彩音「あ、知ってんのか婆ちゃん。」
銀時「ちょっ、お前軽いノリで呪いを相談すんな!」
婆「呪いを解くには“恋慕の波動”を鎮める必要がある。」
銀時「……え?」
新八「なんですかそのジャンプ的にアウトな単語!?」
婆「要は、誰かの感情が強すぎて呪いが安定せんのじゃ。」
(全員、銀時を見る)
銀時「……おい待て、今の流れおかしくねぇか!?」
(婆)「儀式をするなら今夜が最後のチャンスじゃ。」
彩音「へぇ、やるか。」
銀時「……やるかって、軽ッ!?」
(夜・神社にて)
新八「……で、なんで銀さんが呪文唱えるんですか?」
銀時「“感情の源が彼”って言われたからだよ!納得いかねぇけどな!!」
神楽「つまり銀ちゃんの嫉妬が呪いの原因アルね。」
銀時「違ぇって言ってんだろォォ‼︎」
(彩音、笑いながら)
彩音「ま、責任とれよ?」
銀時「取るわけあるか!……いや取るけど!いや違う‼︎取らねぇけど責任感じるけど取らねぇ!!」
新八「今、語彙力崩壊しましたね。」
(儀式開始)
銀時「なんかこの呪文、“ニャルル・トルーパー・メロメロ・バースト”とか書いてあるけど大丈夫か?」
彩音「読め読め、早くしろ。」
銀時「知らねぇぞ!? ニャルル・トルーパー・メロメロ・バースト――」
(ボンッッッ‼︎)
神楽「万事屋吹っ飛んだァァァァ!!!!」
新八「これ解除じゃなくて召喚の呪文だったんじゃ!?」
(煙の中から、猫耳の化け物が)
化け物「ミャアアアアア!!!」
銀時「誰呼んだんだよオイィィィ!!!!」
彩音「おい、アンタの嫉妬パワー強すぎんだろ!!」
銀時「知らねぇよぉぉぉぉ!!!」
(最終的に銀さんの洞爺湖と彩音の拳で化け物撃退)
彩音「……ったく、バカか。」
銀時「悪かったな。もう二度と呪文読まねぇよ……(ボロボロ)」
彩音「……でも、ありがとよ。」
(彩音の耳がフッと消える)
新八「あ、耳消えた!!」
神楽「でもしっぽ残ってるアル。」
銀時「もうそれでいい……オレの理性が助かるならそれでいい……」
さて、銀さんの理性は尻尾で保てるんでしょうか()