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杏子?
あなた…
「又寂しそうな顔してるか?」
白髪頭になってた私を包み込んだ。
「お婆ちゃん~お爺ちゃん~」
ほら千夏と木実が見えたわ…
主人の佐原真之介は
私より年下だった。
「これからお友達来るんだけど良いの?」
「良いわよ」
スフレと苺を付け合わせたのを仏壇に上げた
ほら杏子
あなたありがとうございます。
ちょっとあなた達…
ママが来た…
「千夏木実お婆ちゃんとお爺ちゃんに聞いたの?」
「ねぇ麻美やめなさいよ」
「母さん甘いわよ…」
「西瓜買ってきたわあとで家のパパも来るから」
「遅いの?」
「付き合いの飲み会断れないからってさ…」
「お義父さんごめんね」
良いよ。
「花火上がったわ行こう母さんも行こうよ千夏、木実行くわよ」
「ママ待ってよさゆみちゃん達も来るから!」
ええ!西瓜冷やさないと、
「ねぇ麻美お父さんがしてくれるってよ」
助かる~笑っ
真之介さんと私浴衣姿に下駄をはいた。
ホラ見えたわ…お似合いのご夫婦よね佐原真之介さんと杏子さん…
今晩わ、
こんばんわ
こんにちわ笑っ
「洋ちゃん今晩わよ笑っ」
「ばあちゃんごめんね」
「かわいい子ね笑っ」
石狩川の堤防の土地で盛大な花火大会が上がる
杏子見ろよ。
真之介さんが腕を掴んでた。
大きな菊のはなびらが舞い降りた、
わあっ笑っ
後ろから腕が伸びてきた。
真之介さん…
「君何する!家内を離せよ」
「家内?…すみません間違えました」
「竹野?…」
「松木さん…」
「知り合いか?」
「あなた~笑っ何してるの…」
懐中電灯を照らした。
ランタンの方が良いよ
麻美さん…
「あら竹野さん」
「こちら私の両親よ」
「恥ずかしい思いしたよ」
君の御両親だったのか…
松木章吾と知り合いだとかって言われた。
「それより飲み会どうしたの?」
川瀬部長に言われた嫁さんの母親の杏子さんを知ってる人が居たって聞かされたよ。
「なんでよもう~笑っ」
松木さん、今川瀬さんって言った?
「はい…部長に就いてる川瀬謙二ですが?」
真之介さんが私の顔を観てた
パパ終わっちゃったよ!
「千夏、木実に笑っ」
行こうよ!
駆け出してた子供達の後ろに駆けて行った松木さん、麻美が
転ばないでよ!
「杏子?君はまだあるだろ?昔の事…」
「真之介さんにいつも迷惑かけてきたから良いのよ笑っ」
「俺は君の夫だろ?」
見つめあった私と真之介さんが
帰ったら話すわ…
下駄の音が駆けて行くのを見送ってた。
小走りに走った私
待ちなさいって杏子~笑っ