「いって〜、、大丈夫か?田中さん」
そう言う、夜久さん。
…痛くない?
そしてなんか、、、
倒れる直前目をつぶってしまっていて
目を開けると
『えっわ!?///』
夜久さんの胸板にダイブしちゃってた私___
それに
顔を上げると____
「大丈夫だったか?ごめんな、支えられなくて倒れちゃったわ」
と笑う夜久さん____
ちっ!近い!!!!!!////
それに、なんか…
私が押し倒してるみたいな体勢だよこれ///
だめだめ
「どっか痛いとことかない?大丈夫?」
だめだってばこれは!!///
『すっ…すみません!どこも痛いとことかないので!!///』
そう言って勢いよく離れようとする
も
グイッ
『あっいた!』
「待って、髪」
夜久さんのジャージのチャックに髪が絡まって____
『わ…どうしよ、、ほんとすみません///』
さっきから謝りすぎな私。
でも
夜久さんは
「あはは、大丈夫大丈夫。」
とニカッと笑い
「よいしょっと」
と、私と対面するように座る
そして
「髪、触るよ?」
そう言って チャックに絡まった髪を__
「あ~、割と絡まってんなぁ~」
とかなんとか言いながら器用に外していく__
近い、
「あ、おしい」
近い____
けど。
「お、とれた!」
そう言って私の方を見、笑う____
私のことを支えてくれ、文句1つ言わず
私の事を気遣い
それに
絡まった髪をとってくれた夜久さん。
優しい人なんだね____
それに____
『あは、ありがとうございます!
夜久さんって優しいんですね』
私は、嬉しくって、笑顔で言う___
「えっあ?///」
『この前の練習見てた時、全部ボール拾って、すごいな〜と思って見てて、、音駒って守備が強いって猫又監督が言ってたんです!』
「あ?//そうなのか?///」
『夜久さんがいてこその音駒だと思いますっ
皆のこと、チームのこと、、すっごい上手なレシーブで支えてましたもんね!
それに…
私の事だって支えてくれましたもんね!』
「あ…///」
たかだか、1度くらいバレーを見に行っただけで、
誰がどのポジションか、
ポジションの名前さえもまだ分からないけれど
それでも猫又監督も言っていた
〝守備専門の音駒〟
という言葉。
それはきっと____
『夜久さんが音駒を支えてるんですねっ』
そう、だと思わない?
って。
『あっ…すみません、、思わず///』
めちゃくちゃしゃべっちゃった!!!
引かれたかな…?
ゆっくり、夜久さんの方を見ると
「あ゛っ///こっち見ないで///」
『え?』
顔を手で隠し、
隙間からは
耳まで真っ赤な夜久さん____
『え!?///な、、なんで照れてるんですか!?///』
え、ちょっ、
ちょっと待って!
なんでなんで!www
「田中さん、褒めすぎなんだよ…///」
えっ!?www
まあ、、たしかに褒めすぎましたけども…
「ほんと嬉しくてさ…///」
夜久さんは照れながらも、私の方を見
「守りの音駒でリベロやるって超~名誉だなっ!!!!」
と、ニカッと笑いながら言う____
~ッ////
その笑顔に思わず、ドキッとしてしまった。
『そ、、そうですね?///』
「だろ?!」
笑顔だめだってば…///
『あの、、ていうか、、』
「ん?」
『リベロって何ですか?』
「そっから~~~!?www」
…
今日からマネージャー(仮)、果たして私にできるのでしょうか?
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