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「――は負けたんだ」
その言葉で目が覚めベッドから転げ落ちる
何度この夢を見ただろうか
冷たい独房の床に力なく寝転ぶ
光も届かない音一つ聞こえ無い
そんな空間にずっと居る
いつも通り考え事をしていると
錆びた扉が開く音が聞こえた
また来たのかと重い体を起こし
ボロいベッドの上に座った
足音のする方を見れば
米国48☆
「元気にしてた?」
そう言って此方に笑いかける米国は
独房の鍵を回すと
錆びた扉を強引に開け
俺が座っている隣に座る
米国が此方をじっと見ているので
“あれ”をするつもりだと察し眉をひそめる
米国もさすがに気がついたようで
米国48☆
「…だめ?」
姿勢を低くして上目遣いで言うと
腰に手を回す
逃げ場など無いのだと
諦めて米国に付き合うことにした
互いに舌を絡ませキスをする
米国の舌が口の中に入り少し息苦しく感じる
慣れないなと思っていると
いつもとは違いそっと押し倒される
そして唾液を流し込まれる
頑張って飲み込もうとするが
結局口から溢れてしまう
それを見た米国は
満足した様な少し名残惜しそうな
顔をしながら口を離す
図々しくも
上に跨っている米国が降りるたので
上体を起こし袖で口を拭っていると
米国48☆
「bye〜」
そう言って米国は鍵を閉めた
足音が遠のくと辺りがまた静かになり
全身から力が抜けベッドに横たわる
毎度こんな事をするなんて
米国の考えていることは分からないな
そう思いつつまた寝ることにした
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お手数をおかけしますがお知らせください
最後に読んでいただき
ありがとうございました。