流星side
流 「んん゛!」
母 「大人しくしなさい。助けは誰も来ないわよ?笑」
あの声、あの顔、全てがトラウマだった。
遡ること数十分前。上3人が出かけたから、4人仲良くゲームしてた。
駿 「も〜!また負けたぁ!」
恭 「駿佑弱すぎるやろ!笑」
流 「ほんまゲーム強いなぁ笑」
ピンポーン
謙 「ん?誰か来た?」
「開けなさい!そこにいるんでしょ!」
「今すぐ出てこい!」
「「流星!」」
流 「……っ!」
思い出した。あの声、喋り方。今扉の外にいるのは、忘れたくても忘れられなかった、両親だ。暴力は当たり前。僕を物のように扱っていた両親。しまいには捨てられ、ここに来た。なぜ、2人がここに、?とりあえず3人を非難させなきゃ、!
駿 「流星くん、?」
流 「3人とも、部屋戻って鍵閉めて?なるべく音立てずに、電気も消して。こっちが静かになるまでじっとしてて?」
謙 「でも、流星くん…」
流 「大丈夫!心配しないで。ほら、急いで!」
そう言って3人を2階の自室に向かわせた。……………本当は自分も隠れたい。あの日々がどれだけ辛く怖かったか。思い出すだけで呼吸が荒くなる。でも、守らなきゃ行けない。気づけばドアがこじ開けられ、無理やり連れていかれることに身を委ねていた。
流 「んん゛。」
口はガムテープで止められている。父が運転し、その横に母が乗っている。普通だったら幸せな光景なのかもしれない。
母 「いい?流星。あなたは幸せになるために生まれたんじゃないの。私たちのおもちゃとして生まれてきたのよ。」
父 「そうだ。あれからストレスが溜まりに溜まってるからな。覚悟しとけよ。」
あれから何分かたって、昔の家に戻ってきた。あそこには嫌な思い出しかなくて、それでも父におぶられ、無理やり中に入らさせられる。手足は恐怖で震え、心臓は鼓動を早くする。
父 「部屋はそこだ。入れ。」
僕が今できることはひとつ。逆らわないこと。大人しく部屋に入ると身体中に鳥肌がたった。
流 「……は?」
「ヒッグ、ヒッグ泣」
まだ小学生低学年くらいの男の子。そこらじゅうアザだらけで、服もボロボロ。恐怖と、驚きと、苦しさと。そんな思いが伝わってくる。僕はなんだか、過去に戻ったような気分になって、思わず抱きしめてしまった。
早く探しに来てよ、大ちゃん。
はい!いかがでしたか??お願いなんですけど、最後の方に出てきた男の子、Jrの子にしようと思ってて……誰がいいとかあったらコメントください!
お話サボってごめんなさい💦時間がある時頑張りますのでよろしくお願いします!それでは!
コメント
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天才や… もぉ好きすぎて飛ぶ(?) もし良ければJrの子佐野くんがいいっ!今の年齢とかけ離れてるのは多めに見てくだせぇ…