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コンコンコン
誰かが隣の部屋をノックしている。
(誰だろう?隣の部屋は陽ちゃんの部屋なんだけど亡くなったこと伝えた方がいいかな?)
そう思って陰キャはドアを開けた。
そこにはチャライがいた。
「陰キャさん!」
チャライが驚いた声で言った。
「 陽キャさんいますか?少し話したいことがあって…。」
「す、すみません…。陽ちゃんは…、その…、死んじゃって…。」
「な、なんで…?」
「私のことをサイコパスさんから守ってくれて…。」
そのことを思い出すと喉に重りがあるかのように苦しく、上手く唾を飲み込めなかった。
「そ、そっか…。メンヘラちゃんとサイコパスくんも死んだんだ…。」
「え?」
チャライはこれまでの起こったことを話した。
「そうなんだ…。」
「うん。だから今残ってるのは俺と陰キャさんと変人さんといかりさんだ。でも変人さんといかりさんに会ってないんだよね…。最後に見たのはダンスを教えてるときに会ったけど…。」
「じゃ、じゃあいかりさんと変人さんに会いに行きますか?何か知ってるかもしれないですし…。」
「うん。そうしよう。」
そう言って二人はいかりと変人の部屋に向かった。
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