奪われた幸せ

江口潤が残り、弟の翔を東京に返した。

フリーターの身だ。北海道の観察するって。

久美の口座は？…

何でよ？…自分で出来る。

めぐみさんが働き出した。

近場のデパート。

私は週二回の検診。

優木刑事達が見守ってくれてた。

地下に降りる時。

背中を押された…

あ、危ない！…

逃げた男。

「江口さんは？」

彼は市内のバイトを探すって…

「あの…いきなり潤が私の口座どうのこうのって言われた…」

「何で？…彼氏でもないのに？

小笠原展夫と関連あるかも…」

「悪いことする人じゃないって信じたい…」

「加納、尾行しろ！」

病院に着いた時。優木刑事が傍にいてくれた。

離れて座って

公衆電話でTELしてた

新藤さん…新藤久美さん中にどうぞ

しばらく経ち。

帰りは優木刑事が車で送ってくれた。

帰って欲しい…ここにいたら危険すぎる…

「犯人が誰なのか知りたい！…お願いします…」

両親がいても警視庁の警視監の弟？…

「話したら長くなるから切るよ…」

帰って来れないの？」

お茶をお出ししたら。

「ありがとう」

「何故道内に帰って来ましたの？」

「俺か？」

「故郷に想いがある。兄妹はいるが、妹も結婚してる。姉も警察の旦那がいたが別れた…」

え？…

桜庭亮一…

ちょっとすまない…

〃警視長官います？…道警の優木櫂です〃

〃お待ちください〃

どうした？…優木刑事…

桜庭亮一は健在ですか？…

アイツを首にしたよ…警視庁で発砲された。弁えなく拳銃を撃ち事務員が撃たれた…

刑務所？…

それと…お願いがあります…江口潤フリーターをしてますが素性を調べて頂けませんか？…

誰だって！…

江口潤です…新藤久美さんの幼なじみでこちらに来てますが。彼女の口座を利用しょとしてますが…

住所分かるか？…

はい！…

「久美さん…江口潤の住所分かります？…」

「江東区、豊洲二丁目、青木アパートです…疑ってます？」

「容疑者仮のですが…」

「小笠原展夫を見つけないと…」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ、ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ、

〃優木さん…大変ですが小笠原展夫が殺された〃

…はあ？…

来てもらえます！…

久美さんが俺の顔を観てた…

「行ってきます…戸締りしててください！…」

優木さん～！

ブルル…

“どうなってるんだ…犯人が殺された事…江口潤が関連してるのか？…”

創成川通の下で溺死。

それに顔を潰されてた…

「分かるか？」

写真の顔と

「首に大きなアザがあったよな？…」

ない！…

免許か何かをポケットを調べた…

「え？…江口潤？」

江東区豊洲二丁目…三丁目、青木…

痩せてた筈だか…

鈍器の凶器が見つからず…