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とうといすぎる
チュッ‥軽く触れるようなキスをされる。
口元に傷があるからなのか‥いつものように深い口づけをしてくれない‥勇斗に叩かれた後の赤くなっている箇所をペロっと舐められる。
「勇斗にキスされた?」
「やっ‥それは‥‥‥」
思い出したくない事だった‥祐希さんにも言いたくない‥
顔に出ていたのか、そんな俺を見て‥
「ごめん、忘れて‥大丈夫、全部俺が上書きするから‥」
そう言うと俺の上着を脱がし‥顎から下に唇を這わせる‥鎖骨の当たりまで来て、時折噛みつくようなキスをされる。
ピリッとした刺激が、俺の脳を溶かしていくよう‥。
「んっ、はぁ‥」
胸を優しく舐められる‥中心には触れずに周りを刺激され‥そのもどかしさに俺の口からは堪らず吐息がもれる‥。
もっとして欲しい‥。そう思い、祐希さんの頭を押し当てる‥。
「ん‥‥‥」
俺の願いを叶えるように、今度は、胸の中心を口に含み‥吸い上げられる。ぢゅる‥淫らな音が響き、たまらなく興奮させる‥
‥腰を優しく触られ、ズボンと下着も脱がされる。
そして、俺の足を左右に開き、祐希さんが間に入り込む‥
「んっ!」
開かされた太もものところにキスをされ、堪らず声が上擦る。
執拗にそこに噛みつくようなキスをされ、熱が中心に高まるのを感じる‥。
「らん‥‥‥」
早くも昂りはじめた俺のモノに軽くキスをすると、ゆっくりと口腔内におさめていく‥。温かい粘膜に包まれ、祐希さんの舌がなぞるたびに腰が動いてしまう。
根本は祐希さんの手が上下に動き、淫らな音が響き渡る‥‥‥。
「きもちいい?」
先端部分にキスをしながら、尋ねられる‥。恥ずかしさでいっぱいだったが‥
「んっ//、きもちいい‥もっと」
素直に伝えると、それに応えるように祐希さんの舌が弱い部分を刺激する。
「あっ、」
堪らず身体をひねったとき‥足が祐希さんのモノに触れ‥屹立している事に気づく‥
祐希さんも興奮している‥‥‥。
もっと俺も祐希さんを感じさせたい‥‥
「‥ん、祐希さ‥ん。まっ‥て!」
優しく俺に愛撫してくれている祐希さんに声をかける‥
「なぁに?らん?」
「‥‥俺も‥してもいい?//」
「?何を?」
「‥‥‥//その‥」
祐希さんの顔を見ると言葉が出ず‥固まってしまう‥‥‥。
恥ずい‥。
でも‥‥‥‥‥
「祐希さんの事‥きもちよくしたい‥///」
やっと言えた!
そんな俺の顔は真っ赤になっていたんだろうか‥祐希さんがニコニコ笑いながら見つめている‥
「///そんな、笑わんでもええやん!一生懸命言うたのに‥///」
「ごめん、ごめん笑。藍が真剣な顔だったから‥可愛くて」
それなら一緒にしよう♡と俺にキスをし、祐希さんは横になる‥
その足元に移動しようとすると‥違うと言われ、反対向きにさせられる。
「えっ?反対?」
横になった祐希さんが自身の上に俺の身体を引き寄せた為‥ちょうど覆い被さる体勢になった‥
いわゆるシックスナインというやつだ‥。
はじめての体勢に恥ずかしさがこみ上げるが‥目の前にある祐希さんのモノにゆっくりと唇を近づけ、先端部分を舐め取る‥。
すでに硬く屹立しているものは、やはり大きいため躊躇うが‥口いっぱいに咥えてみる‥
「ん‥らん‥」
祐希さんの吐息が聞こえる。両手で包み込み、強弱をつけながら上下に揺らす‥。口腔内いっぱいに主張しているモノも舌先で舐めながら動かすと‥さらに大きくなるようで‥俺を夢中にさせた‥。
その時‥‥。
「もごっ‥ん?やっ、」
祐希さんも、俺のモノを口に含み‥巧みに愛撫してくる‥気を抜くと一気に昂ぶってしまいそうで‥慌てて目の前の祐希さんのモノに集中しようと口を動かす‥。なのに‥‥
「ふっ、あっ//、ゆう‥き‥待って!」
さっきまで、俺自身を咥えていた祐希さんが、身体を動かしたと思うと‥お尻にキスをし、最奥の部分に唇を寄せる‥
「やっ、そこ‥だめっ」
恥ずかしさのあまり、腰を引こうとするが‥その行為を祐希さんに止められ、固定され‥舌での愛撫を施される‥。
強烈な刺激に俺の口からは喘ぎがとまらない‥
「ん、ほら、らん?俺の、気持ち良くするんじゃないの?」
絶えず声が出てしまい‥行為が疎かになっていた俺にそう声をかけると、下から腰を動かし、催促してくる‥。
涙目になりながら必死で口に咥え込む‥が、祐希さんの指が挿入される頃にはもう限界だった‥
「やっ、まっ‥て、も、ムリ‥」
挿入された指は1本ずつ増えていき‥内部を掻き回す。そして、ある部分を見つけさらに激しくイジられ‥
「あっー、だ‥め‥‥んっ、い‥っく‥!」
我慢していたが耐えきれず、熱い熱を解き放す‥
また先にイってしまった‥
俺の顔を覗き込みニコニコしている祐希さんをついジロリと睨んでしまう‥。
「らーん、きもちよかったよ♡」
睨んでいてるのに、嬉しそうに俺の頬にキスをして‥
‥きっと一生敵わないな‥祐希さんには‥
悔しいが惚れているのは俺のほうだ‥嬉しそうな祐希さんの額にキスをすると‥力強く抱きしめられる。そして、くるっと身体を反転させられ‥背中に‥キスの雨が降る。
チュッ‥チュッ‥‥。
首筋から肩甲骨、祐希さんの唇が触れるたびにまた中心にじわじわと昂りを感じ始め‥
その間も祐希さんの指が‥最奥の部分に差し入れられ、性感帯を刺激する‥
体温を測るかのように深く差し入れられ、その度に身体が反応してしまう。
「うっ、あっ、‥‥‥ん、」
自分でも恥ずかしいぐらいの声が出てしまう。
もっと欲しい‥
もっと感じたい‥
身体が祐希さんを求めているようだ‥自分でも気付かないうちに腰が揺れてしまう、最奥まで感じたくて‥
そんな俺の変化に気付いた祐希さんが、指を引き抜き‥ゆっくりと入り口に自身のものをあてがう‥
最初の圧迫感を抜けると、解れたおかげであまり痛みも感じることなく受け入れられた。
「ん、らんの中あったかくてきもちいい」
後ろから抱きしめられ、祐希さんの動きが徐々に早くなる‥
俺の腰を掴み、さらに奥へと自身を打ち込む。
「あっ、ん!」
弱い部分を刺激され、声がひっきりなしに漏れ出てしまう‥
「らん、好き‥」
後ろから耳元で祐希さんが囁く。熱のこもった声に、こんなにも愛されているんだと気付かされる‥。
それがたまらなく嬉しかった。
貫かれる度に身体の奥が疼き、俺も全身で愛を捧げる‥。
「ゆう‥き、あっ、好き、もっと‥き‥て 」
自らも腰を揺らし、最奥へと誘う‥。
そして、祐希さんの手が俺のモノへと伸ばされ‥巧みに刺激する頃には、絶頂を迎える寸前だった。
「やっ、も‥‥い‥く、」
「チュッ、ん、おれ‥‥‥も一緒に‥」
一層動きが激しくなり、最奥で祐希さんを感じた瞬間、頭が真っ白になり‥白濁が飛び散る‥
その少し後に、俺の内部でも祐希さんの熱が解き放たれるのをボーッとする意識の中感じられた‥。
どくん、どくん‥。
祐希さんの鼓動がする‥‥。
「らん‥‥‥だいすき‥‥」
耳たぶを優しく噛みながら祐希さんがつぶやく‥。
「おれも‥‥‥だいすき‥‥」
だから、ずっと一緒にいて‥‥‥
離れんといて‥‥‥‥‥‥
そう伝えた気がしたと思うが‥‥どうだったんだろう‥
薄れゆく意識のなか‥
でも、祐希さんの愛は確かにそこにあった。
それだけは、紛れもない事実として
俺に‥刻まれた気がした‥‥‥。