雨宮「いや〜外の世界を覗くって楽しーねー☆」
アカネ「アーソッカヨカッタネー」
雨宮「え、アカネさん適当な返しやめません?」
うわぁぁぁぁアカネさんが冷たいよぉぉ(?)
いやまぁいつものことだけど☆
雨宮「えっさむっ」
ちょっと温度はどんな感じか知りたくて手を出してみた。え、クッソ寒いやん。人類こんなとこで暮らしてるのもいるんだね…
雨宮「…あれ?」
アカネ「おーい外には体出すなって言t」
雨宮「ねぇ、あれ見て」
こんなクソ寒い中赤いパーカーの少年が道の端っこで蹲っている。え、いや本気でなんで????
雨宮「しかも傷だらけ…」
アカネ「…多分あの子、あのままだと死んじゃうよ」
!?!?!?!?!?!?!?
アカネ「いや、人間はこんな寒いとこにずっといると死んじゃうもんなんだよ、さっきキミも手を出しただけですごく寒く感じたろ?」
確かに。
雨宮「じゃあ助けに行かなきゃ…!」
アカネ「行くのは別に構わないけど不自然な行き方はやめてよ?」
雨宮「わかってる!」
その辺の路地裏にポータルを作って入る。早くしないと…!
雨宮「よし、着いた。」
まっすぐ少年の元へ向かう。こんなとこで寝たら死んじゃうよ…?
雨宮「ねぇ、君」
少年「…だ、れ…?」
あれ、おかしい。この子の心の中が読めない。あぁ、きっとこの子は心を完全に閉ざしてしまっているんだ…
雨宮「俺は雨宮蒼斗。大丈夫、怖くないよ。」
少年の方へ手を伸ばす。
少年「っ‥ごっ、ごめんなさい…っ!」
あれ、どうして謝ってるのかな…ん?俺なんか駄目なこと言っちゃったかな…??え、どーしよっ…
雨宮「ところでさ、」
少年「?」
雨宮「君、ここにいたら死んじゃうよ?いいの?」
少年「…ぅ…」
え、いきなり泣かないでよ。ただでさえ人間と話したこと少ないのに困るよ。そう思ってた最中。
雨宮「っ!?」
少年の体がぐらりと傾く。
少年「ヒューッ…ヒューッ…」
どうやらこの寒い中ずっと外にいたもんだから熱を出してしまったらしい。
雨宮「ど、どうしよう…」
俺人間界のことわかんないし…とりあえず連れて帰ろう…!
アカネ「あ、おかえr」
雨宮「アカネ!!!」
雨宮が帰ってきた。…さっきの少年を、抱えて。
コメント
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2000いいねしといたよ!(?)
とりま1000いいねしなきゃ(?)
このシリーズ最高