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優吾side
今日は北斗と2人で仕事、他の4人とは別だった。俺らが最初に帰って来て、すぐ後に慎太郎が帰って来た。
樹「ただいま」
優吾「おかえり」
樹「なぁ見てこれ、めっちゃ貰った」
そう言って見せてきたのは鞄にいっぱい詰め込まれたチョコレート。
そう、今日はバレンタイン。まぁ、現場で共演者やスタッフさんに貰うよね。
北斗「よかったね…」
樹「北斗?どうした?」
北斗「……べちゅに」
樹「なんかあったの?」
優吾「ううん、特に何も無い」
北斗は不貞腐れたような拗ねたような態度で樹と接する。なんでだろ?原因がさっぱり分からない。
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晩ご飯を食べ終わってすぐにジェシーと大我が帰って来た。
ジェシー「ただいまぁー!AHAHA!」
大我「ただいま」
慎太郎「おかえりー」
優吾「ジェシーうるさい。時間考えて」
ジェシー「ごめんごめんw」
2人は荷物を置きに行ってリビングに戻って来た。
大我「髙地、カフェオレいれて」
優吾「いいけど、珍しいな」
大我「貰ったチョコ食べる」
北斗「ピクッ」
ジェシー「俺も食べよ。コーヒーお願いします!」
“貰ったチョコ”の言葉に反応した北斗。
慎太郎「北斗?」
北斗「ウルウルッ…んっ、らっこぉ」
慎太郎「いいよ、おいで」
泣き出しそうな顔で慎太郎に抱っこを要求する北斗を見て、俺は拗ねてた原因が分かった。
優吾「北斗」
北斗「んぅ?」
優吾「はい、どうぞ」
北斗「あっ!チョコ!、ニコッ」
嬉しさ全開の表情で受け取る北斗。やっぱりチョコレートが欲しかったんだ。
俺らが今日いた現場では貰えなかったから、樹たちが持って帰って来てたのが羨ましかったんだね。
慎太郎「いいなぁ北斗、俺も欲しいー」
優吾「ちゃんとみんなの分あるから」
樹「さすが髙地!」
ジェシー「やったー!AHAHAHA!」
大我「ありがとう」
北斗「みんないっちょ!こぉち、あーとっ!」
可愛い笑顔で俺を見ながらお礼を言ってくれる北斗に思わず、
優吾「どういたしまして、ナデナデ」
頭を撫でた。
樹「髙地、顔キモイ」
慎太郎「ヤバいよw」
優吾「うるせぇw」
北斗やみんながこんなに喜んでくれるなら、事前に作っておいて良かったわw