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愛しい君達との日常

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7,寝ていると思ってキスをしたら

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2024年04月21日

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【寝ていると思って愛巳にキスをしたら】


侃と愛巳

『……』スヤァ…

「あれ、寝てる?」


風呂上がり。部屋に戻ると愛巳が背を向けて、寝ている。


「風邪引くよ」

『……』

「無防備だね、でも可愛い」チュッ

『…ンッ、侃?///』


声を掛けられ、肩がビクッと跳ねる。起き上がってくる愛巳に侃は珍しくアタフタしていた。


「え、あッ……起きてたの?///」

『うん、まぁ///』

「忘れて!///」

『やだ…忘れたくない』ギューチュッ


下を向き赤くなった顔を隠す侃を、愛巳は抱き締めキスをする。彼の顔はもっと赤くなり、喋れなくなってしまった。


『んっ…チュ レル』

「ちょっ……ンム///」

『侃、大好き』


♡ーーーーーーーーーー♡


朝晴と愛巳


『ンッ……』

「おや、寝てしまいましたか」


図書室で勉強中。朝晴が本を取りに行っている間に、愛巳は眠ってしまったようだ。


『……』

「お疲れ様です。ゆっくり休んでください」チュッ

『んっ…///』ビクッ

「…愛巳君、貴方起きていますか?」


横から顔を覗くと、愛巳は身体を起こす。耳まで赤くなった照れ顔はとても愛らしく見えた。


『あの、はるさん…キスしました?』

「えぇ……不快でしたか?」

『そんなわけないデショ///』

「良かった。ところでいつから起きてたんですか?」

「いや、そもそも寝てなくて…。起きてますって言おうとしたらキスされて///」


熱くなった頬を両手で覆い、冷たい手で熱を冷まそうとしている。すると朝晴は自分の手を重ね、もう一度唇を落とした 。


『は、はっるさんッ///』

「ふふ、本当に熱くなってますよ」

『だって…///』

「嬉しいですね」


♡ーーーーーーーーーー♡


壱と愛巳


「あれ?寝ちゃってる」


屋上で歌の練習をしようとした壱。ドアを開け、周りを見渡した時、愛巳を見つけた。


『……』

「綺麗な唇してる。フニフニで、ほんのり赤い」

『……///』ビクビク


身体をビクビクさせていることに気付かす、愛巳の唇に触れていく壱。


「ちょっとだけなら良いよね」チュッ

『ひゃあッ///』

「え、え、起きてたの?」

『もう…壱、急すぎる///』


唇が重なって間もなく、愛巳は声を上げる。壱も少し驚き「ありゃりゃ」という顔をしていた。眠そうな目を擦り、起き上がると壱を抱きしめた。


『ちゃんの起こしてよね///』

「ん。じゃあキスするね」

『ワケわかんね……///』

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