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わた
第5話【失敗】
━━━━━集められた刻印者 ━━━━
夏輝「こいつらと…」
夏輝は目の前にいる六人を見ながら呟いた。
夏輝「よろし――」
???「えぇえええええ!!!」
突然、部屋に大声が響いた。
夏輝は1人の少年を見た。
スマホを耳に当て、電話をしている少年だった。
名前…楽夜【らくや】
楽夜「なんでなんで?」
楽夜「彼氏できたからもう会えない…?」
楽夜「えぇー!!」
楽夜「いいじゃん。遊ぼうよぉお」
楽夜「えっ?!彼氏来たから切る?! まっ――」
プーープーー……
楽夜「切れちゃった…」
夏輝(なんだアイツ?)
???「さっきからうるせぇんだよ!」
突然隣から低い声が飛ぶ。
名前、阿久津【あくつ】
阿久津「響く空間の中ででけぇ声出すんじゃねぇ」
楽夜「ごめんね💦 振られちゃって…」
楽夜は一瞬落ち込んだ顔をする。
阿久津「そうか…それはごめんn」
楽夜「まぁ、いっか!」
楽夜「あっはははは」
阿久津「はぁぁあ!!」
阿久津は心配した自分が馬鹿だったと思う顔をした
???「ふんふんふーん」
部屋の隅では、ヘッドホンをつけた少女が音楽を聴きながら鼻歌を歌っている。
名前、星穏【しおん】
周りの声はまったく聞こえていない様子だった。
???「あぁあ💦 うぅー」
名前、玲奈【れいな】
泣きながら小声でブツブツ何が話してる少女。
気配を消したり、出したりしているようだった。
???「……」
名前、仁【じん】
下を向いたまま、ずっと黙っている少年。
黒いマスクをしていて、表情が分からない。
夏輝(このメンツとかぁあ……)
夏輝が頭を抱えそうになった、その時――
零「お前ら――」
零が何か言おうとした瞬間。
どごぉぉぉおおお💥💥
爆音と共に壁にヒビが入った。
皆「?!」
全員がそちらを見る。
???「うぉ?!すげぇのでた!」
名前、狛真【こまね】
少年が、目をキラキラさせていた。
狛真「すげえ、すげえ! もう1回したい!」
拳を握り、もう一度能力を出そうとする。
零「やめろ」
零が腕を掴む。
狛真「なんで?」
零「今は能力を出していいとは言ってない」
狛真「えぇ…ケチだ!!」
零「ケチではない」
狛真「うぅっ…ラスト1回」
零「ダメだ」
狛真は目に見えて落ち込んだ。
その様子を見て、夏輝が声をかける。
夏輝「なぁー、お前」
狛真「何?」
狛真の目には涙が溜まっていた。
夏輝「これやるよ」
夏輝が渡したのは――チュッパチャプス。いちご味。
狛真「うぇ?!いいの!!✨✨」
夏輝「あぁ。俺は甘いもん食えないからな」
狛真「やったー!!ありがとう!」
狛真はすぐに袋を開け、口に入れる。
狛真「うめぇ!!」
狛真「お前優しいな!」
夏輝は少しだけ笑った。
零「お前ら集まれ」
零の一言で、全員が集まる。
零「今から刻印をコントロールする訓練をする」
零「暴走か、意識を保つか」
零「全員名前を呼んだら、刻印を光らせろ」
零「いいな。くれぐれも、先に出したりしないようにな」
零は狛真を見つめた
狛真【わかってるし!やらんし!】
零はため息をついた
零「まず、楽夜」
楽夜「うぇー俺?! さっき振られたばかりなのに…」
零【いいから、早くしろ】
楽夜【はいはーい 】
楽夜の刻印はすぐに光った。
楽夜「よゆーよ」
皆に向かってピースをする楽夜。
零「次、阿久津」
阿久津「怒りを収めてるから待て」
零「早くしろよ」
阿久津「ふー、ふー……」
阿久津の刻印が、ゆっくりと光り出す。
阿久津「どうだ!!!」
零「次、狛真」
狛真「出していいの?! やっほー!!」
嬉しそうに高く飛び跳ねた。
零「早くしろ」
狛真「おうよ!!」
狛真、成功。
狛真【へへん!!】
零「次、星穏」
星穏「私天才だから、余裕」
成功。
星穏【ほらね!】
零「次、玲奈…」
玲奈はすでに刻印が光っていた。
玲奈「はぁ、はぁ…」
零「玲奈、使いすぎは悪いからな」
玲奈「はい!!」
ビクビクしながらも、大きな声で返事をした。
零「次、仁」
仁「……」
静かに、刻印が光る。
零「返事ぐらいしろ」
仁「…はい」
零「最後、夏輝」
夏輝(よし!やるぞ)
夏輝(あの時…復讐心で目覚めたんだったら)
夏輝は刻印に意識を集中させる。
だが――
光らない。
夏輝「……光らねぇ」
狛真「光らねぇな…」
阿久津「下手なんだろ…」
星穏「頭が馬鹿なんでしょう」
零はため息をついた
零「夏輝…」
夏輝「はい…」
零が、まっすぐ夏輝を見る。
零「お前の刻印は何の為にある?」
夏輝「…?」
突然の質問に驚いたが…
夏輝「親父と姉貴を殺した奴を復讐する為」
零「お前の刻印は、そんな為にお前の所に来たんじゃねぇ」
夏輝「ッ?!」
零「お前は自分の事を理解できるまで、刻印の力を出せない」
零「絶対だ」
零は夏輝を指差した。
夏輝「じゃあ、どうやったらいいんだよ!」
零「それは自分で考えろ」
零「以上。」
零は全員を見渡した。
零「出せてない者もいるが、訓練を始め――」
その時。
???「あーあ、聞こえる?」
どこからか、声が聞こえた。
部屋の空気が一気に変わる。
零の目が鋭くなる。
零「……誰だ」
突然、壁から画面がではじめた
そこには、1人の男が立っていた
—第6話へ続く
ご視聴ありがとうございました🙏☺️
6人達の性格や名前を沢山見せたく少し長くなってしまいました💦
読み方をまとめるね。
楽夜、、、らくや
阿久津、、、あくつ
仁、、、じん
星穏、、、しおん
玲奈、、、れいな
狛真、、、こまね
この子達と夏輝がメイン的に動くので楽しみにしててくださ!!
今ん所主の推しは、狛真くんです!笑
次回第6話、声の主はだれだ!!
またねぇ!!!
コメント
6件
いっぱいキャラが出てきたな〜頑張って名前覚えよ 続き気になるなぁ次も楽しみにしとるで〜︎💕︎︎