「すごい広い。沢山お店あるよ!母さんと、父さん、達也さん達にお土産買った行きたい!」
「うん!いいよ〜」
「これ可愛い〜」クマのクッキー。達也さん達に買って行こうかな、
「そうだね〜」
「それじゃあ、このクッキー買ってくるね!」
「うん!行ってらっしゃい、気おつけてね〜」
「買ってきた〜なんかおまけもらった。これなんて言うの?」
「それはキーホルダーだよ。あっこれじゃない?」そこには、指定の商品を買うとランダムでグッズが貰えると書いてあった。
「可愛い…」
「やったね!ラッキーじゃん!」
「うん!あ、ちょっと待ってて!」
「え?うん。」
「ごめんね!はい、これ!」俺が貰ったキーホルダーと、同じキーホルダーをあげた。
「え?これ俺にくれるの?」びっくりした顔をした君が言った。
「うん!お揃い!」
「ありがとう!」エヘヘと、嬉しそうに笑っている君が、何となく可愛く見えた。
「次、おばさん達に買ってくもの決めよっか」
「うん!」そうだ!あれにしようかな。
「ねね、ブレスレットってどこにある?」
「え?うんーどんなのかにもよるけど、あそこらいいかもしれないな〜」あそこ?
「ついてきて〜」
「ここ?」わーなんかキラキラしてる〜
「ここ。高くないけど、いいもの沢山あるって、教えてる子の親御さんが言ってた。」
「そうなんだ!可愛いし、綺麗。」どれも綺麗なのに、安いな〜。どれにしようかな。
「これ、同じ柄だけど色違いだ!」それに綺麗だし、
「それペアルックなんじゃない?」
「ペアルック?」なんだろうそれ、
「ペアルックって言うのは、柄とか色が同じもののことだよ。服とか、ブレスレットとか。」
「そうなんだ。他にあるかな?ペアルック。」
「聞いてみよっか?」
「うん!」店員さん、あっ!居た!
「あの、ペアルックのブレスレット、とかって、ありますか?」
「ちょっと待ってくださいね〜」
「これがあります。」
「ありがとうございます!」どれも綺麗だな。でも、これが一番綺麗かも、
「これにします!」
「はい!他に何か見ますか?」特に無いし、
「大丈夫です!」
「それじゃあお会計しますね〜」
「はい!」
「ありがとうございました〜」
「買ってこれた?」
「うん!すっごい綺麗!」
「そうだね。じゃあ、帰ろっか、そろそろ時間だし、」もうそんな時間か、
「うん!」
グラ
「うわっ」揺れ、揺れた?
「大丈夫?」
グラグラグラグラ
「じ、地震?」どうしよう、早く逃げないと、
「大丈夫。落ち着いて、アナウンス聞こ」
ピンポンパンポーン
「地震が発生しました。係員の支持に従い、避難してください。繰り返します。地震が発生しました。係員の支持に従い、避難してください。」
「あ、アナウンス入ったね、避難しよ、」
「うん。」怖い。
「きゃーぁ」
「早くしてー」
「くっそ、人多いな、離れないでね龍馬くん」
「うん。」
ドン
「う、ごめんさ、あれ?雅さん?」また会った
「すいません、って龍馬くん、また会ったね」
ドン
「っ危ねーな」
「避けて!」
「すいませ、ってか悠馬くんどこ行った?」はぐれちゃった、どうしよう、
「そういえば龍馬くん、一人でいるの?」
「えっと、はぐれちゃって、どうしよう。」
「とりあえず、外でよっか」
「うん。ごめんさい、迷惑かけちゃって、」
「いいよ〜」
「やっと出れた、悠馬くんは?」
「龍馬くん!よかった、居た、」
「ありがとう、雅さん。」
「いいよ。俺が勝手にした事だし、それじゃあ、じゃあね〜これ以上一緒に居たら延期されそう、」
「はい!」よかった、外に出れた、
グラ
そう言って君は、俺達を押した。わけも分からず、呆然としていると、突然
と大きい音がした。次に目を開けた時には、そこには、泣いているもの、呆然としているものが居た。俺は訳が分からず、周りを見渡す。君を探す。 どこにも居ない。君が
「悠馬くん?どこ?あれ?どこ行ったの?」自分たちがいたところには、看板が落ちていた。
「龍馬くん。落ち着いて聞いて、悠馬くんは、俺たちを庇って、下敷きになった。」え?何言ってるの?そんな訳ないじゃん。今まで、さっきまで、俺の前に居たのに、
「は?え?ア゙ー〜ーなんで?なんで悠馬くんが?俺が、変わりに!」
「うん。うん。ごめんね。助けられなくて、ごめんね。村、帰ろう。ね?」
「コク…………」
「歩ける?」
「コク」
「お邪魔します。ほら帰ってきたよ?」
「コク」目の前が真っ暗に、あ、やばい倒れ
フラッ
「っと、危ない、寝かすか、」
「うぅん、ごめんなさい。」
「うなされて、ごめんね、ごめんね、龍之介さんに、言わなくちゃ、」
バタン
コンコン
「はーい」ガチャ
「って、雅?どうかしたか?」
「夜分にすいません。実は、」今まであったことを全部話した。龍馬くん達と偶然会って、地震が来て、外れた看板に、悠馬くんが下敷きになった。ということを。
「守れなかった。龍馬くんを、俺のせいで!あの時、一緒に居たのに、もっと早く気づけたはずなのに!どうして!」
「分かった。龍馬は?」
「今は、部屋で寝てる。」
「まずいな、起きたら、自分で命を絶つかもしれない。」
「え?」
「早く行くぞ!」
「は、はい。」
ガチャ
「龍馬!」そこには、血の着いたナイフが、落ちていた。近くには、血の海と、龍馬くんが居た。
「龍馬くん?」そっか、
「もう、ダメだ、」そっか、龍馬くんも、こんな気持ちだったんだね、
「ごめんなさい。龍馬くん、悠馬くん。上で会えてたらいいな、」
「そうだな。」
龍馬くん。俺さ、君の分まで生きるから。来世でも幸せにね。
雅が出てすぐ
「ん、俺倒れて、悠馬くん。悠馬くんまでそっち行ったら、おれ、もうなんも無いよ。俺もそっち行くから、ちょっと待ってて、」1階におりキッチンにある包丁を使って、
「ごめん。俺もう、耐えられない。ごめんね、母さん。父さん。悠馬くん。今、そっちに行くからね。」
「助けられなくて、ごめんなさいポロ」
「っは、はぁはぁ、なんだ?なんか、長い夢を見た気がする。」
season2。END
season2これにて終了です。
長くなってすいません。
内容は、主要メンバーの、前世みたいな感じだと思ってください。
season3も、楽しみにしてください!
それでは次回も、是非見てください!
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