人 生 2 週 目 .
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・暗殺教室 ・カル渚
-注意点-
※原作に沿った作品。 ※血の表現、自殺行為、あり。
※話が飛ぶことよくある。※誤字脱字あり。
…………………………….
「さようなら。先生。」
渚が涙ぐんで言う。
「はい。さようなら。」
その言葉を最後に、渚が殺せんせーの心臓あたりに対先生用ナイフで刺す。
……3–E組の先生が消えていく。
…そして、俺らは中学卒業。
……………………………
時日は流れ、俺は、元3–E組の教室を回っていた。
大人になった、そう思ったけど、まだそんなこと思っている間は子供だ。
そして、ガラッと言う音と共に、水色の頭がのぞいた。
渚だった。
「カルマ。」
その声は凛々しく、身長に合わないほどに、大人びていた。
「渚、久しぶり。」
「うん。」
渚は教室に入り、黒板を懐かしげになぞった。
「なんで呼び出したの?」
そう、渚が今ここにいるのは、俺が呼び出したから。
「明日、渚来ないでしょ?だから、顔見たくって。」
「…!!」
一瞬びっくりした顔をした後、クスッと笑って見せた。
「カルマだって、明日仕事で来れないって言ってなかった?」
「そうだけど……渚は特別なんだよ。」
「ふふっ、なにそれ、」
中学生以来、渚の顔を見てなかったから、少しだけ、気になっただけ。
……そんな表側の理由じゃない。
「渚が好きだから。」
「…!?」
告白したかった。それだけ。
会場は、どこが良いかって思ってたら、ちょうどこの教室が空いてたら、2人っきりの空間を作って、渚を呼んだ。
渚のことが好きになっては、もう俺を止められる奴はいない。
_渚の反応は…
「っっ、///」
……いい。やっぱ、渚はこうでなくちゃ。 どんだけ凛々しくても、どんだけ大人びてても、
渚は「赤面」すると可愛い。
その表情をいつも見ていたい。そして俺のモノにしたい。
_だから好きなんだ。
「…じ…冗談にも程があるでしょ、//」
……え?
「…こっちは本気なんだけど?」
「へ、?//」
気づく頃には、そのまま、身長のない渚を押し倒していた。 その頃、俺は少しいらだっていた。
「ちょ、カルマ…? 」
…だから、思考力が鈍っていた。
バンッ
「〜〜ッ!!?」
「カルマ危ない、ッ」
渚が俺を強引に引き剥がした。
「_え」
その瞬間_
「_ッ」
「ガハッ」
濁った、気持ち悪いような、色黒い、
「渚、っ!?」
やばい、やばいやばいやばい、ッ
最悪な意味で綺麗に、体の真ん中に、穴が空いている。
急いで渚を抱えた。
チャリンッ
銃弾が床に叩かれた音が聞こえた。
銃弾が撃たれて窓の方を見る。
そこには、見覚えのある人型の姿が見えた。…そいつは、俺が知っている人だった。
「テメェエエッッ!!!!」
俺はアイツに向かって、死に物狂いで叫んだ。
アイツは逃げて行きやがった。
そこでようやく、渚の命が危ういことについて気づいた。
「な、渚、ッ」
「カル、…マ?」
「ッッ、息が_」
アホみたいにあたふたしてる俺に、もう冷たい手が俺に当たった。
「…カルマ、こ、れ…ダメだ…、」
「出血…が止まん、ない」
「諦めんなよ、ッ まだいけr…」
「わ、かってる、でしょ……、ここ、山奥ッだから、はぁっ、カルマが、助け呼ぶッ頃には、ッ…ッッ」
「ぼく、死んでる……ッ泣」
ゴホッゴホッと、咳をするごとに血が吐かれてく。それを見るのは本当に辛かった。
「で、も…どうしろと、、ッ 」
「…ふふ、ッ 最後だから…っ ゲホッ っあ”ッ」
「僕の話ッ 聞いて、ッ はぁ…ッ はぁ…“」
「聞く、聞くから…ッ 泣」
もうそれ以上、血を出さないで、ッッ
「は、ッ はぁ、っ …っあ〜」
「痛み、感じなく…なっちゃった、笑 泣」
その声には、俺にはない、渚ならではの安心感があった。
…もう、渚のほうが大人びていた。
「渚ッ 頼むから、っ死なないで、、泣」
「ふふっ、…は〜、殺せんせーを…思い出すなぁ、ッ」
渚が、弱々しくなった左手を、上げて、懐かしげな目で見る。
俺は、その場から立てなかった。なんもできない俺が憎らしい。
「……カルマ、そんな…顔しないッッで、、」
「……ぁ、カルマ、、、ッ 大好き、ッッ」
「……お、俺も、ッ 」
へへっ、って声を残して、急激に渚が冷たくなっていく。
「…っな、渚ッッッ!!」
「………」
次の瞬間、渚は息を引き取った。
「あ、ッ ぁぁ“ぁああ“ああッッ、泣」
『渚が、死んだ。』そんな現実を認めたくなかった、そんな俺は……醜かった。
泣いて、叫んで、死に物狂いで。
…………………………………………
その後、俺が 救急車を呼んで、渚は運ばれていった。…けど、もう遅かった。
「……え〜っと、君が…渚さんのお友達の…」
「カルマ、」
警察官が3–Eのクラスに来た。
それは、渚が殺害された次の日、…みんなが集まって、校舎の手入れ、掃除をする予定の日だった。
最悪で鬱な日だ。
好きな渚が、この世にいなくなった今、
「……では、また後日伺いに来ますね。」
警察官が去ってゆく。 この校舎には、良い、青春が詰まっていた。 でも……
今はどうだ。俺がここに呼び出したせいで、最悪な被害が及んでしまった。
「クソッッッッ!!」
俺のせいだ……ッッ
……………………………………
「_カルマ!!!」
「…?」
芯のある声で、目が覚めた。
「大丈夫か? 」
ゆっくりと目を開けると、そこには大勢の3年E組の奴らだった。
「カルマ、お前何考えてるんだよ!!?」
「…は?」
前原が、怒りの目で俺を睨む。
「“首吊り”…」
は?
「だからなn……」
……あ、思い出した。近くに木で首吊りしようと思って、ロープを用意したところで、疲れで寝てしまったんだった。
「どういうこと?カルマ。くる時、警察結構居たよ、?」
磯貝が、真剣に、こっちを見る。
「……」
…言うか。
「渚が死んだ。」
「「「!!?」」」
…ほら。みんな、絶望だろ。だから、俺が、罪の償いとして死ぬんだ。
「…詳しく聞かせて。」
渚のことを、好きなカエデが、言った。周りも頷く。
「……」
「俺が、昨日ここに渚を呼び出した。そしてちょっと話してたら、窓から銃弾で撃たれた。」
「…は?」
何人かが、不思議に思ってるのだろう。…ほんとうだけどな。
「…渚もだけど、…なんでカルマはソイツに気づかなかったんだよ 」
「そうだよ。渚もカルマも察知能力は高い方じゃん、」
杉野の言葉に、続く。
「少し、鈍ってた。…渚は、撃たれた瞬間気づいて、俺を庇うように撃たれた。」
「………。」
「だからって、自殺は違うんじゃないでしょうか。」
「…律、!」
「お久しぶりです!みなさん ♪ 」
律はカエデのスマホから鳴った。
「まぁでも、律の言うとうりだ。なんでそこまで詰めるんだよ」
……は? だから言っただろ?
「俺に今の世の中は必要じゃねぇっつって_」
「みんな後ろッッッ!!!」
「「「「「!!?」」」」」
「……ッッ!!テメ_ッ 」
最悪な悪夢.
「おやすみ。」
最悪な現実.
バアアアァァァンッッッ
その不気味な音と同時に、炎が上がった。そして、この校舎を埋め尽くすように……
………………………
気づくと俺は、倒れていた。
視界はぼんやりしていて、周りには、3–E組の生徒が同じように倒れていた。
グサッ
「ッッあ“ッッッ!!?」
痛い……刺された? 後ろ!
「……お、お前、ッッ」
そこには、知っているむかつくか顔、これに、渚は殺され、俺らも殺された。
あいつを殺したい。
そう思った次の瞬間、視界が見えなくなった。
………………………………
「……?」
ここ、どこだ? …騒がしい。 ………………フードコーナー、、?
は?俺…アイツに殺されたんじゃないのか?校舎じゃないのか?アイツはどこだ?
ん?…身長が低い、、。服装も……中学の……?
「_カルマ君?どうかした?」
……!?後ろ、ッ!!
全然気づかなかった!ってか、“カルマ君”って_.
「な、ぎさ……?」
「う、うん…?そうだけど……え?」
困惑している 渚をよそに、俺も困惑していた。
目の前にいるのは 渚 だ。
しかも、呼び方が君付けされていると言うと、中1から中3の半ばあたり…
てことは俺は………
………………………………
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コメント
6件
えぇ?! すんごい上手だし、めっちゃ好きです🫶 続き出たら即読みます!
ストーリー大好きです!🥰 続きを望みます((( 気になりすぎて妄想がはかどります(?)
oh… めっちゃ大好きです‼️(?